先日、2012年に亡くなった
大好きだった祖父の七回忌を終えました


亡くなって6年、うちの娘も含めると
祖父のひ孫は5人も増えていました

祖父はひ孫には一人も会えずじまいでしたが

それだけの命の誕生があったのだと
時間の流れを感じました




祖父を亡くして2年ほどの間は
祖父に似た人を見かけたり、
おじいちゃんと孫らしき二人の姿を見るだけで
涙がこみ上げてきたほど、
わたしの中で大切な大切な人の死は
こんなにもつらいものかと思い知らされました


そして、それ以上につらかったのが
娘の死産でした


大切な人の死という事は同じでも、
人生を謳歌して惜しまれ亡くなったのと
大切に自分の体で育んできて
まだ未来があったはずの命を失くすことは
全く違います


それでもわたしは今、
息子の子育てをして幸せをたくさん感じていて
たくさん笑顔の時間を過ごせています

新しい命がもたらしてくれた時間です

娘の死を乗り越える事は
きっとずっとできない事だと思います

でも、息子が生まれてから、
むしろ妊娠中から
娘の時とは全然違うことがたくさんあって
普通とそうで無い場合との違いを
ずっと感じてきました


そういった時間の中で、
どうしようもないことだったんだと
受け入れ始めた自分がいるように思います

そうならざるを得なかった、が正しいですが


乗り越える事と受け入れる事は別。


どちらも無理にすることではないし
しようと思ってできることではないんですけどね


娘の異常がわかった頃が
ちょうど3年前の今頃でした

3年という月日と、息子が
わたしをここまで運んでくれた気がします