ペットショップに転職してみた。。

知識ゼロ経験ゼロからのチャレンジ

犬を飼う前に

飼育経験がなかったり、昔は家にいたけど自分で飼うのは初めてというお客様も多くいらっしゃいます。今まで飼わなかった理由は様々ですが、知識がなく不安がある方がほとんどです。

今回は犬を飼う前に知っておいて欲しいことをまとめていきます。

 

 

 

まずは寿命です。犬種にもよりますが小型犬は10年から15年くらい、大型犬は比較的に短く10年いかないくらいの犬種も多いです。お客様に聞い話ですが、20歳まで生きてくれたと仰っていて、このくらいは長生きできるようです。

命を預かるので責任を持って飼育しないといけません。旅行や仕事で家に帰れない、自身が入院してしまうなど自分自身でお世話ができなくなったときに代わりにお世話ができる人はいるかをしっかり考えて必ずみてもらえるか確認をとりましょう。自分で責任を持って一生面倒を見ると仰る方もいますが、まず無理です。何かあったときに頼れる人を必ず探しておきましょう。ただ、ペットシッターペットホテルなどもあるので、日頃から利用してワンちゃんを慣れさせておくのもいいと思います。緊急時に預けられるともしもの時も安心できます。飼い主と離れることはワンちゃんにとってすごくストレスになるので、ワンちゃんを預けて1週間くらい旅行に行く、とかは難しくなると思って下さい。

 


次に飼育費用についてです。

最初にペットショップでワンちゃんを迎えるときに初期費用としてケージ、トイレトレー、ペットシーツ、給水器など必要なものもたくさんあり生体の代金以外にもかかってきます。その後もご飯代のほかにワクチンなどの予防費用や健康診断など動物病院にかかる費用、病気や怪我などの治療費も考慮しておかなければなりません。人間と違い、医療費が高い為、ペット保険に入っておかないと負担も大きくなります。金銭面で余裕がない方は万が一に備えてペット保険に入ることをお勧めします。

あとは光熱費やペットサロンです。夏や冬は温度管理も重要になるのでお留守番のときにエアコンをつけてあげたり、ヒーターを用意したりと電気代が少し上がります。また、カットやシャンプーなどのお手入れも定期的に必要になるのでペットサロンを利用する金額も考えておきましょう。お手入れの仕方を勉強して自分で出来るようになると、ここの金額は気にしなくてもいいので節約したい方はチャレンジしてみてもいいと思います。

 


さらに躾の部分も勉強が必要です。

お座りやお手などの芸の部分は出来たら教えてあげるくらいの気持ちでも問題ありませんが、吠え癖や噛み癖、トイレの躾など一緒に生活する上で必要なことはしっかりと教えてあげなければいけません。特に大型犬は人に危害を加えないように十分な躾をしておかないと一緒に生活できなくなってしまいます。ドッグスクールなどを利用してプロに指導してもらうことと自身で躾に関する知識を身につけるような努力も必要です。

 


住環境も整えましょう。室内で飼う場合はワンちゃんが異物を飲み込んだり、家具をかじってしまったりと様々な危険もあるので事故を防ぐためにワンちゃんが遊んで危ないものは届かないところに移動しましょう。また、フローリングなど床が滑りやすいとワンちゃんの足に負担がかかって関節を痛めたり、ぶつかって怪我をしてしまうのでマットやカーペットを準備したり柵を設置して入れないように制限するといった工夫も必要になります。集合住宅や戸建てでも隣との距離が近い場合は騒音にも気を付けましょう。大型犬などを外で飼うときは近所の方とのコミュニケーションもしっかりととっていないと後の苦情にも繋がるのでお付き合いも大切です。

 


最後に時間です。お世話もそうですが、ワンちゃんと遊ぶ時間も十分にとってあげて下さい。お留守番が長かったり、遊んでもらう時間や散歩の時間が少ないとストレスになってしまいます。家族の一員としてコミュニケーションは十分すぎるほど取ってあげたいところです。

 


これから一緒に長い間生活を共にするパートナーになるので必要な知識は身につけた上で全力で幸せにしてあげましょう。きっとワンちゃんも愛情をしっかり返してくれるはずです。

 


最後に

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読んで頂きありがとうございます☆