里山・山林を利用したい方におススメの雑誌「林業新知識」

2018年10月13日実用書・一般書

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雑誌「林業新知識」とは?

林業新知識は、一般社団法人全国林業改良普及協会(以下、全林協)が毎月発刊している雑誌です。

珍しい林業業界誌の一つですね。

他にも「現代林業」という雑誌も全林協が発刊しています。
農文協で言うところの「現代農業」ですね。
あちらは木材生産系の企業や林政を重視しているのに対し、こちらの林業新知識は小規模な山林所有者や現場作業者を購読対象としているのが大きな違いです。

 


内容

まず最初に言っておくと、毎号のページ数は少ないです。

B5判で24ページほど。
広告も含まれているので、正直かなり薄っぺらい雑誌だと感じてしまいます。

 

しかしその内容はどれも貴重なもので、他の雑誌や本では滅多に読めないものが多く書かれています。
定番のものを上げると、

  • 山を継いだ人の体験談
  • 山の手入れ、法律、境界線などのお悩み相談
  • 山の道具の紹介と使い方
  • 個人レベルで行う伐採や集材方法(自伐林業)
  • きのこ栽培
  • 山の特産物(薪、山菜、樹液など)の採取方法や利用方法、販売方法
  • 林産物でクラフト

といったものなどが挙げられます。

ただでさえ少なく発信力も弱い(失礼)山村の人々ですが、そんな目立たない(失礼)人たちに取材し、実際の生活や目指していること、役立つものが多く書かれているのが、この雑誌の最大の魅力と言えるでしょう。
ネット上にも載ってないことばかり記載されている、貴重な情報源なのです

山を所有している人、利用したい人、山村で新たな産業を興したいと思っている人などにはおススメの雑誌ですよ。

 

購入方法

かなりマイナーな雑誌なので、中古市場に出回ることは少ないし、図書館でもほぼ見かけません。
バックナンバーの再発行もしてくれません。

定期購読しないと読めない、と言って良いでしょう。

 

購読方法はネット上で調べたところ、以下の2種類がありました。

どちらも価格は年間購読3,680円(送料・税込)なのですが、決済方法が異なります。

全林協は「郵便振替」と「銀行振込」だけなのに対し、Fujisanでは大手ネットショップと同じく「クレジットカード」「コンビニ・ATM・ネットバンキング・Edy」が利用できます。
クレカ払いが出来ればそのポイントも溜まりますから、Fujisanのほうがお得でしょう。

また、初回利用の方は割引ギフト券が使えるようですから、ますますお得でしょうね!

fujisan.co.jpへ
/~\Fujisan.co.jpへ

 

 

自分は2018年10,11月号が「山のスモールビジネス特集」であることを知って、急いで購入することにしました!

購入先は全林協としましたが、届いたのは11月号。
10月号は一足遅かったか…。

そして、出版案内の他に、なぜか2017年10月号の現代林業も届きました。
何でじゃ!

 

 

2018年10月号の林業新知識、ヤフオクやメルカリで誰か出品しないかな…

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