2018年10月4日(木)
9月21日(金)に「第2保育所存続の請願署名」の審議・採決が行われました。
賛成5、反対6 のたった1票差で否決となってしまいました。
【賛成 5】
前川 議員(光会)
波多野 議員(会派のぞみ)
朝子 議員(共産党議員団)
辻 議員(共産党議員団)
渋谷 議員(共産党議員団)
【反対6】
岸 議員(民主フォーラム)
高木 議員(公明党)
森田 議員(自民党おおやまざきクラブ)
北村 議員(自民党おおやまざきクラブ)
山中 議員(自民党おおやまざきクラブ)
西田 議員(自民党おおやまざきクラブ)
討論の内容です。
↓
反対討論
≪岸議員(民主フォーラム)≫
●公立園の改修に補助制度がない
●待機児童については自分で詳細に調査した。
●2山校区の子どもは、
●民間保育所は第三者評価を受ける、安心安全のレベルが高い、
●町への要望①公有地に建つ保育園、高齢者向けに休めるようにベンチを設置②環境変化を受ける子どもたちへ配慮要望
※詳細に調査したおっしゃっていましたが、「第2保育所を残してほしい)という
請願の本質には目を向けず、反対をするために、請願内容に少しでも間違いや
反対できる理由がないかと考えられたのではないかと思われる理由を述べておられました。
というのも、公立園の改修には、「起債」や「交付税措置」等、最終的に国からお金が入ってくる
システムになっているのに、「補助金(という名前のもの)」がないので
保育所を改修するのに、全額町が負担しないといけないようなこと言っておられました。
※新駅ができたことで、人口が予測より大幅に伸び、子どもが予測より増えているから
大山崎町がそれに合わせて人口ビジョンをつくっているのにも関わらず、
その新しい人口ビジョンは無視して、おおもとの外れている人口ビジョンの話をして
待機児童は出ないことになっているともおっしゃっておられました。
※実際には、空きがあまりなく公立保育所に入れなくなる状況は無視して
原則では、全ての保護者にどこの保育所に行きたいか申請できるので通えないわけではないと
実際に起こる現実をルールの話にすりかえたりと、非常に残念でした。
もともとの想定ではなく、今起こっている問題にきちんと向き合ってほしいと思います。
自民党会派を代表して
≪北村議員≫
●「本当は署名はしたくないのだけど、
●請願では保護者との協議がなかったとしているが、
●署名せざるえなかった空気を作り、怖さを感じる。
●昨年、保護者会は脅迫まがいの手紙を出している。
●行政を監視するのではなく、協力すべき
●自民党は民営化に賛成。これには民間誘致と2保の廃園が必要。
※保護者を意図的に悪者・
(
署名活動にあたり、駅前に立って一人ひとりの住民の方とお話して署名を書いてもらったり
1軒1軒訪問したり、今までやったことのないような活動をみんなで勇気を出しながら協力して行ってきました。
最終的に3018筆の方にご協力をいただきました。町内の住民の20%にあたる人数です。
この規模を集めるために、強制的に集められるとも思えませんし、実際にそんなことはしていません。
協力いただいた皆さんにもあまりにも失礼な言い方に、残念を通り越して憤りを感じています。
※協議した/しない に関してですが、こちらは委員会で自民党の議員さん自ら
町に対して「協議したのか」と質問され「(町職員)協議しておりません。」と回答を得られています。
白黒はっきりしたことに対して、なぜ「虚偽」があるとか、「印象操作をしている」と言えるのでしょうか。
非常に残念な反対討論でした。
≪高木議員(公明党)≫
●老朽化、超寿命化、大規模改修、建て替えが必要。
●民間と切磋琢磨できる
※とにかく、町の説明を繰り返しておっしゃったかんじでした。
賛成討論
共産党議員団を代表して
≪朝子議員≫
●請願内容をみると、①協議からはじめてほしいとなっていて、
話し合ってほしいと言う内容。
●四年継続で、引き継ぎ保育をしないとしているのもどうか。
●子育て世帯を呼び込み、高齢化をゆるやかにすべき。
●年度途中の待機児童対策が無策である
●
大山崎町は2度の大きな反対運動があり、
その保育所は町自体が作り上げてきたものであり、
※共産党議員団の朝子議員と辻議員は、紹介議員をするにあたり
たくさんヒアリングをしてくださり、答弁にも反映してくれました。
ありがとうございました。
最終的に否決という結果となり、本当に悔しいです。
10月に町長、町議選挙があります。
住民の思いに耳を傾けていただける町長、議員さんが選ばれることを期待します。
署名にご協力いただきました皆さん、ありがとうございました。