前回書いたT3

https://ameblo.jp/suwakobase/

ANAは、今日時点では、まだ発着ターミナルはT2なのだが、

じゃかるた新聞の1面に小さく

11月12日からジャカルタ国際空港T3に移転

とあった。

11日羽田発12日早朝着のNH871からだそうで、

JKT発については先の便の折り返しになる12日JKT6:20発 NH836よりとのこと。

じゃかるた新聞のWebにはJALの話はあったが、ANAの記事はまだのよう。

 

今日の新聞もメイカルタの賄賂記事がメイン。

チカラン、チバトゥー、デルタマス近辺の大規模開発メイカルタ。

メイばぁさんのカルタ(多分、都市と言う意味)も波乱が今一つ二つ、、i個、i+1個ありそう。(ちなみに任意のiで成立し、i+1でも成立すると、無限に続くことの証明になる。)

 

個人的には、悪いのは賄賂役人の方だと思うのだが。

何が起きたのかを想像するに。

「期限までに次の審査、作業、工程に進めまないといけないのに、糞役人が申請を処理しない、何かと難癖を付けてださない、やらない、挙句の果てには自分のミスでも「みんたまああふ」とほざくだけで、「でもできてないんだから、ダメね」。」

このブカシ圏の役人の常套手段。挙句の果てに、「期限までに処理されないから許可が取り消しになる」だとか、「免許取り消し」とかいいながら、直接には賄賂を要求しないが、せびる。もしくは法令違反だからこのままだと罰金数億になるとかなどなど。

「賄賂なんかいらないよ(へらへら)、別に俺は困らない。困るの誰?」

というブカシ圏の糞役人達。

 

なんとかなだめすかして、お金でも何でも受け取ってもらい、普通に仕事してもらう。その普通の当たりの仕事さえ出来ないインドネシア。

が、全ては闇の中。

この国は、役人共に普通に仕事をしてもらうことが、糞のように難しい。それを真似する日本人駐在員もいて、始末が悪い。比較的短期間で、もともと素質のある彼らは「プレマン」になってしまう。

 

そいつらは何時か葬ってやるとして、そうでない、立派な日本人駐在員も多く、彼等と相談しつつ、辛うじて日々を乗り切っている。

 

一々、全てこんな感じのブカシ圏。

なので、最近のオンライン、銀振化は大変進歩ではある。まだ、欠陥がテンコ盛りだが、徐々に変わりつつあるのかもしれない。

 

大変、嬉しいことにKPKの拠点がこのブカシ圏にもできた。

また、交通違反を一部電子監視し、罰金は銀行振り込みにするなど、近代化にやっと進みだそうとしている。

 

ただ、賄賂については制度、仕組みがあっても、役人が仕事をしない、誤魔化す、ミスる、適当やって収拾付かなくなるなどに関してのペナルティーも罰則も、エスカレーション先も無いのは前のまま。

なので、困るのは立場の弱い民間側で、先の「俺は困らないもんね~」の糞役人は健在なまま、ペナルティーもない。元々悪くも無く正しく処理してきたつもりの民間側は其の投資やコミットメントが急に、糞役人のさぼりで、期限切れになったり、承認が出なかったりするが、後続のプロセスも顧客も待ってくれない。

 

実に悪質な連中であるにもかかわらず、犯罪者扱いされるのは民間側という理不尽さはこの国で仕事をしない人にはなかなかわからないであろう。

もっとも、メイカルタ関連の2016-2017における異常な散財というかマーケット、プロモーションは目に余ると言えば余っていたから、どっちもどっちなのかもしれない。

 

立派な空港が出来るなど近代化する一方で、旧態依然の乖離した体質は、段々目立ってくるはずで、大きな流れに置いてはこれ等は過渡期の一時的な不具合でしかないのかもしれない。

アメリカでもシカゴに何とかのボスがいたり、1970年代ニューヨーク地下鉄の惨状とかつい先日の事。

まぁその~ピーナッツが幅を利かせた日本だって、何のことない1970年代と、大体50年位の差があるだけなのだろうとも思う。

 

ただ、中にいる身としては、「俺に構うな!」「寄ってくるな!」と叫びたくなるわけで、この先50年を無事に乗り切る術、と言うか気持ちの切り替えをうまくやらないとならない。(何気に長生きする気なのか、私は?)