記憶では「トーストは必ずバターを塗った面を下に落ちる」だったと思うが、WIKIには
「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」と書かれている。
昔聞いたことがあるかもしれないが、そんなのがごちゃっとあって「法則」として流行っていた。
「押すなよ、絶対押すなよ」といわれたら「絶対に押さないとならない」ような世界は笑えるが、現実は笑えないことが多い。
この世界には「起きてほしくないことが確実に起きる」という法則がある。
また、人間は「やってはいけないと言われるとやる」ようにプログラムされている。
神が仕組んだイタズラだと思う。
アメリカではトランプが大統領になり、マレーシアではマハティール率いる野党連合が勝利、
インドネシアもマーフィーの法則にしたがうのだろうか?
アメリカの大統領の選び方は、それこそ選ばれたエリートたち(選挙人の選挙があるそうだ)が投票して決めるものであるが、
結果はあの通り。
いわんや、インドネシアは全国民が投票する直接選挙。大統領選挙の歴史は浅く2004年から始まったに過ぎない。
2004年が初めてで, 2009, 2014, 2019年となんと, まだ4回目。
選挙権は17歳以上、でも結婚したら選挙できるそうだが。。。?
あれから5年もたったのかと思うほど、あっという間。
当時の結果は、お笑いネタになるような、状況で、メディアは一斉に"プラボウォー勝利”・・・・結果はご存知の通り。
ただ、2019年は、と~~~~っても嫌な感じしかしない。
根拠レスな「給料を上げる」宣言とか、「インドネシア保護」、「イスラム至上」、「勇者ブラボウォー」。。。
仕事もしていないのに、給料を上げる宣言を、根拠レスに信じる大衆(どっからもらうんだ?)が、どういう対応をするのか
目に見えそう。
力のある者の歴史は都合よく書き換えられ、不都合な事実は消されていくのが世の常。
今年17-20歳の大半のインドネシア人は、2000年までのことを知らない。生まれてないか生まれたばかり。
メディア操作も格段に上達している。インドネシア人の「判官びいき」マインドを微妙にくすぐる「ジョコウィー優位論」。
つまり今回は、贔屓の引き倒し作戦。誰も気づかないうちに、心理操作されていく。
トーストはバターを塗ったほうから床に落ちる・・・
Anything that can go wrong, will go wrong
桑原桑原。。。雷がそこら中に落ちている4月15日。