前々からインドネシアでは半分あきらめていたものに、外からゴキブリとかトムキャットとか、ヤモリが入ってきて部屋の壁を這いまわるのを発見の都度対応するというのがある。

これはエンドレスゲームだと思ていた。

 

というのも家とか部屋というものに対して、インドネシアの文化だと、単なる境界・目隠しとか雨除け(にもならず、雨漏れするのはよくある話)程度のもので、欧米のような(最近は日本も)完全に外と内部を分離するという発想ではないのではないかと思う。

 

根本的に外からの侵入をブロックする発想はなく、むしろ積極的に通気を優先するから(空調が無ければなおのこと、これは重要な設計要素)、壁もちゃんと?大きな穴が残されていたり、ガラスのない窓のような構造だったりする。

 

一戸建ての場合は、どうにもならないから、虫やヤモリたちと、そこそこの共存関係を築くことになる。不思議と鳥はあまり入ってこない。ネズミは滅多にないが入ることもある。

 

アパートの場合は、鉄筋コンクリートでしっかり作られているんだろうと思われるが、実のところ、肝心の窓やドアがいい加減で、

今いるところも、そこからチーチャック(ヤモリ)やトムキャット(ハネカクシ)が入り込んできていた。また、隣のタバコの煙がこちらの部屋に入ってくる日も多く、不快なこともある。

幸い、今のアパートではまだ、ゴキブリに遭遇していないが、ちょっと前にいた一戸建てのほうは、普通にゴキブリのでっかいのがはいってくるし、その前のアパートでも度々お目にかかった。

 

ドアが隙間だらけに作られているためなのだが、そのせいで、外気が大量に入り込み冷房効果も落ちる。どのくらい隙間があるかというと、普通に広告程度が配達(ドアの下から差し込まれる)できる程度。(新聞も伸ばしたら行けるかもしれない。)

雨の日など湿った空気を大量にエアコンが処理してしまい、流しきれない水が噴き出すこともあった。

 

で、今回、多少不格好だが、日本から買ってきたもので対策してみた。結果、期待以上に効果があり、ドアをあけると、こそこそ逃げるヤモリを見る日が多くなった(今までは部屋の中に入っていた)し、不快なタバコのにおいも入ってこなくなった。

 

見かけは多少不格好にはなってしまったが、

こんな感じ。

ドアの下を基本的に白いテーブで塞ぐ(これが優れモノなのかも)

 

↓ついでに上も塞いでしまう。

これらに使ったのは

隙間テープ ドア下部シールテープで

色は白を買った。

届いたのはこんな感じ。

なんか、おまけみたいのもついてきた。ノリで張るタイプの壁掛けフック?

手紙みたいのは

小技、頑張ってますね。

構造はWebを見るのがいいと思うのだけど、

パッケージにもある。

ただ、下の部分は床と接触する関係で

お掃除はしないとならない。。。当たり前なんだけど、面倒。

だんだん汚れを掻き込む(1週間放置したらこんな感じ。後でそうじしよ)

 

ついでに今のところは横もいい加減なので、

横は隙間テープみたいのを張った。

 

こんなの。ただ、サイズが少し合わないので(厚い)、開け閉めはきつくなった。でも密閉感はOK。日本の家屋の引き戸にはいいのだが、ドアのような場合は、厚みが合わない可能性もある。

何とか使えたので、ラッキー。

こんな感じ(ドアと壁の間)↓

↓は、余ったので、蝶番側にも張ったてへぺろ

 

でも厚いので、開け閉めするたびに、取れそうになっているから、これに関しては運次第。こんな構造↓

切る(スライス)のも面倒なので、使えているからOKとしている。

最初の製品のようなタイプだと、そういう問題はないが、如何せん目立つし、あまりカッコよくないのがで~んと目の前に立つわけで、

こいつは目立たない分、いいのだが使えるパターンが限定的。

 

まだ、1週間程度なので、これから問題は起きるのかもしれないが

今のところ、不快なタバコ臭も、チーチャックも入ってこないから

これは成功OKとみてよいかもしれない。

あ、羽蟻の小さいのを発見することがあった。どうも、体についてきたらしく、今回の侵入経路以外も連中は狙っている。

インドネシア、外を歩いていても虫がたかるので要注意。

「タフでなければ生きていけない」

(大げさか爆  笑)