ウィンブルドン決勝とサーブ&ボレー | ネコ人間のつぶやき

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 テニスのウィンブルドン選手権、女子はハレプの初優勝でした。圧勝でしたね。おめでとうございます。男子決勝戦はジョコビッチVSフェデラーという対戦カードでした。

 

ジョコ&フェデラー(写真は2015年ウィンブルドン)

"Wimbledon 2015: SUPER sfida tra Djokovic e Federer STREAMING GRATIS HD dalle 15" Photo by Tennis Streaming

source: https://flic.kr/p/uXbYaL

 

 ここ数年ウィンブルドンを制したのはこの2人のどちらかなんですよね。両者一歩も引かず、最終セットもタイブレークの4時間50分越えのスゴイ試合でした。

 

 結果はジョコビッチの優勝でしたが、どちらに勝負の女神がほほ笑むのか最後までわからなかったですね。

 

 流れが悪くても1プレーで自分の流れを引き戻す。決してキレたりして自爆しない鉄のメンタル。

 

 このレベルの勝負はスポーツの域を超えてアートの領域ですね。ため息つきながら観戦していました。

 

シモナ・ハレプ(写真は2014年ウィンブルドン)

"Halep WM14 (10)" Photo by si.robi

source: https://flic.kr/p/o2vHqU

 

 準決勝のフェデラーVSナダルも素晴らしい戦いでした。特にさいご、フェデラーがマッチポイントを握ってからの二人の8分間に渡る攻防がすごかったですね。二人共フットワークも素晴らしいし。

 

 ナダルが33歳、フェデラーはもうすぐ38歳!考えられませんね。全然衰えがないどころか、美しさが増している。フェデラーVSナダルの対戦は贅沢な時間なんですよ。

 

 トップ3のジョコビッチ、ナダル、フェデラーが突出していますね。この3人の壁は高すぎるなぁ・・・。

 

ラファエル・ナダル(写真は2014年ウィンブルドン)

"Rafa practice" Photo by Carine06

source: https://flic.kr/p/o9B7LB

 

 球足の速い芝コートのウィンブルドンですが、サーブ&ボレーがほとんど観られなくなりましたね。時代は変わりました。

 

 現代テニスにおいては戦術としてサーブ&ボレーはまず出来ないですね。

 

 昔はマッケンローやエドベリといった典型的なサーブ&ボレーのボレーヤーがいて、対してレンドルやアガシといったベースラインから打ちまくるストローカーがいました。

 

 好対照なプレースタイルの選手たちの戦いが楽しかったのですけどもね。

 

天才ジョン・マッケンロー

"0805_tantrums_mcenroe_500" Photo by Charles LeBlanc

 

 1992年のウィンブルドン決勝イワノセビッチVSアガシは私の中で今でもベストマッチ。

 

 イワノセビッチの高速サーブ&ボレーをアガシが迎え撃つという構図。

 

 イワノセビッチのファーストサーブが入ればアガシ、動けず。でもセカンドサーブの際は前に出てきたイワノセビッチの脇をアガシが100%パッシングで抜いてた記憶です。

 

往年のアンドレ・アガシ

"Número 49 blava. Agassi es talla els cabells" Photo by Moritz Barcelona

source: https://flic.kr/p/pxRtLf

 

 ビックリでした。初優勝したアガシが神がかっていました。

 

 ずっと無表情で冷静にプレイし続けたアガシが、マッチポイントを決めた瞬間ひざまずいて感情を爆発させたときのあの感動!!あの試合、また映像を観たいですね。

 

 とにもかくにもサーブ&ボレーというプレーヤーが消えたのも、サッカー界からファンタジスタが絶滅したのも時代の流れ。寂しいですが、こればっかりは仕方ないなぁ・・・。

 

 

 

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