ゲソ、ソゲソゲソゲ・・・
マイカ(スルメイカ)はここ数年不漁続き、ショアからの零細釣師にはツラいところ。
それでも今年もぼちぼち様子見に行くかと、金夜に出撃した。
今回はダメ元の日本海ラストサクラ偵察もオプショナルツアーでセットの予定。
日が長いこの時期、某有名磯に20時過ぎに着いても、まだうっすら明るい。
今日はそんなに人は多くない感じ、それより沖のイカ漁船のLEDがすごい。
混んでる先端は避けて、右か左か・・今回は右の磯に入った。
沖の漁船の光、見えるだけでも30以上確認できる。
イカさん、磯際にも来ててくれよぉ!
先端方面はウキ釣りが多いみたい。
さすがにここからだと、釣れてるかどうかまでは分からない。
さてこっちはエギング、ほかにエサ巻き邪道エギ、ジグ+スッテなどでチャレンジ。
正直マイカはあんまり釣ったことなくて、釣り方がイマイチ分かっていない。
1時間半ほどやって、手応えなく撤収、移動。
次は某漁港に来た。
釣り人はごく少ない。
沖の漁り火はちょうど漁港の沖あたりに集まってて、外海側がやたら明るい。
外防に行ってみたら、港内に向けてウキを入れてる人がいた。
・・あとから分かったけど、このウキの人、ブログのコメントで時々アドバイスをいただいている「ウキ釣り師」さんだったようで。
ちょっと声掛けさせてもらえばよかった・・。
まずは内海側からスタート。
エギ単に1回生体反応があったけど、乗らず。
次に外海側に。
慎重にテトラに乗ってキャスト。
こっちでもいっぺん重みを感じたけど、乗らず。
日付も変わり、もう切り上げるか・・。
でもイカボーズはくやしいのでラスト、港内側をライトタックルでちょっと探ってみた。
すると2.2号シャローに反応、今度は乗った!
でも手応え軽め、イカは間違いないけど、何だろう・・。
マイカのペンシルサイズだった。
とりあえずイカの顔を拝めて良かったァ。
でもおみやげにするには、もうちょっとないと・・。
バケツに入れて一時キープ。
・・結局次が続かなくて、アンタはリリース決定。
さて次は、オプショナルツアーのラストサクラ会場へ。
毎年春に行くポイントへのアプローチ、この時期入るのは初めてだけど、わだちの間の草も伸び放題で、まぁさびれた感じ。
朝マズメまで車内で仮眠・・。
マズメになって起きて準備、釣り人は皆無、海はペターンとした凪ぎ。
これは、やらかしたかもなぁと覚悟しつつ、先週仕入れたバーサスからキャスト。
すると1投目から魚の感触・・ヒット!
手応え軽め、何だろう・・平物?
ソゲ(ちっさヒラメ)だった。
その後もソゲ連発、いちいち撮影してリリース。
色々ローテしながらやってると、次はAKジグに来た。
まともサイズのヒラメ、来てくれないかなぁ。
ヒラメ用のヒラメキジグだけど、あくまでサクラねらい(と言い張る)。
この前太平洋でサクラを上げたカラーの岡ジグでキャッチ。
サクラはというと、目の前でいっかい、全身丸出しの5連発ジャンプを見せつけられた。
でも、もう数はあんまりいない感じで、口を使わせるのも難しそう。
ちょっと場所を変えても、やっぱりちっさいソゲ、お持ち帰りにはほど遠い。
北海道日本海側では、ヒラメの資源保護のため自主規制サイズ35cmルールがあるので、釣り人も守るべし。
今日はソゲさんたちを生徒に、特殊ルアー詐欺から身を守るための実践講習に徹した・・。
いずれ座布団サイズまで生き残って、恩返ししてくれるはず・・。
結局サクラは掛けられず、ソゲが6枚でおみやげなし、それでも楽しませてもらいました。