なんか、前記事、自分の座席と無関係な話で終わりましたね(⌒-⌒; )


私の席から見えた物。
なんだろう?

オープニングのエヴァンゲリオン。
ソロパートがどうとかじゃなく、血管切れるんじゃ無いかと心配になるくらいガンガン振り切った動き。
あれは、後にまだ出番があるのだから、体力温存しておかないと〜とか全然頭の隅っこにさえ無いでしょ(⌒-⌒; )
ステージと反対向きで踊っていて、振り向いたらもうすごい勢いで熱唱してるのがありあり😂
絶対エア熱唱じゃないから!あれ絶対すっごい歌ってるから!
目をカッ!と見開いて、迫力ありすぎ:( ;´꒳`;):

ソロパート、いきなりばーん!と倒れる(・・;)
これが例のヤツか…。

全てにおいて全力出しすぎ。
フィナーレの前に倒れるんじゃないかとハラハラ←試合じゃないのになぜこんなにハラハラするっ😂
お腹が見えてるのに、氷にペタンと腹ばいって、お腹冷やして壊したらどーするっ!←心配するトコそこじゃない( ̄▽ ̄;)

腹だけにハラハラ←それも違う(^_^;)


力の入り具合い、入れ込みっぷりが凄まじいので、きゃーきゃーするより眼が点になる私。

オープニング終わって履けて行くのを見届けて、安心さえするというね( ̄▽ ̄;)
普通なら、あーもう引っ込んじゃう〜って、名残惜しく後ろ姿を見送るのにね。
そのくらい、オープニングだけで消耗して見えたんです。
疲れてるのは、ツアー終盤だから?
いやそうじゃない。
エッジが氷をひと押しする毎に、全ての力を注いでいるような印象を受けました。
だからやっぱりキャー!って感じにならなくて、これは一体なんだろう?このオーラというか、彼から伝わって来る波動のようなものはなんだろう?
そんなことばかり考えているうちに、「残テ」終わりました( ̄▽ ̄;)



オープニングだけで、なんだかとても疲れてしまって、第1部はぼーっとして終わってしまった感じでした。


ザンボタイムにお友達が座席まで会いに来て下さって(席が列のど真ん中で、出るに出られない状況だったんです💦)、ちょっとお話しなどしているうちに、意識がしっかりして来て、第2部はきっちり見られた感じでした。



プログラムが進み、薄暗闇に見慣れた細身のシルエット。
リンクに出て行くその影を見ながら、これで今年のFaOIは終わるのだという思いを噛み締めました。


ラストの手袋投げ。
激情に任せるかのように、氷に叩きつける。

結弦さんが、氷に対してこんな勢いでモノを投げつけるなんて、普通なら考えられないですよね( ̄▽ ̄;)
演出ですから、氷さんもわかっていらっしゃるでしょう。
それにしたって、あんなに渾身の力を込めて投げなくても…( ̄▽ ̄;)
リンク割れるよ?←割れませんww

何が彼をそうさせるのか?

仮面を被らなくては生きて行けない息苦しさとか、閉塞感を、ぶっ壊したかったんでしょうか?
それはToshlさんの?
Toshlさんに演技を捧げるとか、Toshlさんに入り込むとか、ずっと言い続けていましたね。
けれどそれは、結弦さん自身にもあてはまるようにも思えたりして。
世間でどんどん勝手に作られるイメージとか、メディアの報道とか、色々なものに取り囲まれ、時に取り込まれそうになったりして。
「こうでなくてはいけない」とか、ファンが抱く「こうあって欲しい」という願望、あるいは幻想。
そういうものを受けて、被り続けている仮面を外して、自分でありたいという思い、Toshlさんにも自由に、楽になって自分自身の人生を生きて欲しい、そんな風に思ったりして。
あ、これは私の考えですねー(´▽`*)

結弦さんの背負う色々なものが、結構Toshlさんとも共有しそうだなあ、この二人はすごく似たところがあって、分かり合えそうだなあと、勝手に思ってしまったりして。


手袋を投げつけた後、崩れ落ちるようにヘタリ込む背中を見たら、シニアに上がったばかりの頃を思い出しました。
「スタミナが課題」と言われ続けた、華奢な少年。
今、相変わらず細身ではあるけれど、あの頃よりずっと筋肉質の逞しいアスリートボディになって、あどけない少女めいたお顔が精悍な戦士のお顔になって、その結弦さんが、膝を折って、頭を氷にくっつけたまま肩で息をするのを見て思いました。

この人は本当に、全力で、体力も技術も、心までも、全部全部をただ一度きりの演技に捧げ尽くしているのだと。

FaOI2019最終公演、富山千秋楽。
もしかしたら、これが結弦さんの人生で最後に演じるマスカレイドになるかもしれない。
羽生結弦が演じるラストファントム。
オペラ座2部作の完成形だったのかもしれません。
ラストダンスに、ありったけの思いを込めて、全部やりつくした。そんな感じでした。

この日のファントムは、幕張や仙台では黄色い歓声が沸き、悲鳴がものすごかったあの仮面を外すシーンでが、しんとしていました。
私が行けなかった神戸でも、そんな現象があったと聞いています。
神戸の話を聞いた時は、そんなこともあるの?という感じでした。

今なら分かる。
試合さながらに張り詰めた空気。
じりじりするような緊迫感。
結弦さんが何を伝えようとしているのか?それを無意識のうちに考えていました。
答えはわからないままですが。

羽生結弦の世界に魅入られ取り込まれて行くような、恐怖にも似た緊張感が、会場を支配しているかのようでした。
少なくとも、私はそんな風に感じていました。

だいぶ長くなりました。
続きはどうするか、ちょっと休憩して考えます。
需要無いでしょうけどww





お友達から頂いた、目にも鮮やかなブルーのお茶を飲んで、小休止。

お写真より実物の方が、ずっと鮮やかで綺麗な色なんだけどなあ。
写真がへたっぴで、残念な私…。