チョコ、来秋から値上げ? | 古流望の創作風景

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『チョコ、来秋から値上げ?=産地国が貧困対策で割増金

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101900345&g=int

 チョコレートが来秋以降、値上がりするかもしれない。原料となるカカオ豆の2大産地国が、豆農家の貧困対策として、輸出の際に大幅な割増金を課す新制度を打ち出したためだ。日本の業界では「消費者にコスト負担してもらえるだろうか」などと動揺が広がっている。(後略)』

 

 

チョコについて調べてると、やっぱり避けては通れないのが

 

”現代の奴隷制”

 

とも言われる、低賃金労働です。

特に、児童労働の温床ともなっていると言われるのが、カカオ生産なわけでして。

 

我々がチョコレートを手軽に食べられる裏側には、当然安価で生産されるカカオの存在がある。

 

勘違いしてはならないのは、基本的に農業全般、世界的なグローバリズム化が進む中で、全体的に価格低下圧力があったわけで、農業労働者に対して厳しい環境というのは、カカオに限ったものではありません。

 

しかし、何故カカオが問題にされるのかといえば……。

 

カカオが「大量生産に不向き」だからです。

 

小麦であったりトウモロコシであったり、或いはジャガイモであったり。

こういったものは機械化が進みました。少ない労力でも大量に作れる技術革新が進んだ。

低コストで大量に作れるような技術が普及し、結果農業従事者の所得は一定水準が保たれる。

 

一方でカカオは、どうしても大量に作るには労働集約産業になってしまう…と。

労働者の数が減らせない以上、コストを下げるには……労働者の給与が犠牲になる。

 

良い悪いではなく、そういう現実があるという話です。

 

ならばどうすれば良いのか……って話になるわけですが。

ま、いずれはチョコが高級品になるかもしれませんね。

 

 

 

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