こんにちは
ホリスティック獣医Saraです
先日行われた国際WEBセミナー【治療を楽しく受け入れてもらうための犬猫メディカルトレーニング】にご参加いただいた方々、誠にありがとうございました!
やはりドイツのペット事情や動物福祉などに関する内容も含み非常に反響が大きく、お申込み後にキャンセルが何人か出たにもかかわらず満席となりました
「メディカルトレーニングってなに?」と思われた方は、こちらを参考にしてみてください。
今回、こんなご感想をいただきました
国際WEBセミナー【犬猫のメディカルトレーニング】への感想
時間も押す中で、丁寧に質問にもお答えいただきまして、ありがとうございました。
2時間という時間内で、トレーニングの重要性・手法など盛り込まれるのは大変と思っておりましたが、広く網羅いただきまして、素晴らしい内容でした。
参考本・リンクなどもご紹介いただきましたので、セミナーだけで終わらず、継続して情報に触れられると思います。
海外の犬の専門家・最新の犬事情についてなど、座学だけでなく、Webinarとても良いと思いました。
認知エンリッチメントについてもう少し深掘りいただけるとさらに良かったです。
メディカルトレーニングの説明にオペラント条件づけの説明まで入っていた点が良かったと思います。
今回はWEBセミナーに参加させていただき、ありがとうございました!
自宅にいながら勉強する機会を頂き、改めてWEBセミナーセミナーの魅力を感じています。
他の参加者の方の質問の内容を、チャットで確認できたのが良かったです。
内容を文字で確認できたため、質問の意図を理解しやすかったです。
多くの動物と実際に接してこられたミリヤム先生ならではのご意見を伺う事ができて、とても有意義でした。
特に「非常に攻撃的な動物に対してでも、攻撃的な態度で応じた時点で、動物との信頼関係は失われてしまう」という言葉には重みを感じました。
セミナー終了後、早速自分が愛猫に対して行っているクリッカートレーニングの様子を撮影してみました。
余計な動作を行っていることも分かり^^; 、改善点が沢山見つけられました^^
猫をなるべく怖いめにあわせないために、地道に「怖いものに対する予防」を行っていきたいと思います。
有意義な機会をいただき、ありがとうございました!
とてもわかり易い内容でした。
内容に満足しています。
申し込んだときには一般人には難しいのかなと思ったけど大丈夫でした。
日本では福祉の点で遅れているんだなと改めて思いました。
今回のように世界レベルの内容をオンラインで学べる機会が増えるといいなと思いました。
などなど・・・
※アンケートにご協力いただいた方々、誠にありがとうございました
まだ提出されていない方は、今からでも大丈夫です!まだ受け付けておりますヨ。ご提出されると割引券がお渡しされます
感想にもあったように、今回は、獣医さん50%、ドッグトレーナーさん25%、一般の飼い主さん25%といった感じでさまざまな方がご参加されていたので、基本的な内容から少し応用まで、そしてすぐに実践できるような本当に幅広く網羅されていた素晴らしい内容でした
こちらの要望にも応えてくださったミリヤム先生にも本当に感謝です!!
改めて素晴らしい先生を皆さんにご紹介できて良かったなと実感しています
さて、メディカルトレーニングというのは、こういうもの
こちらで動画が見られます。
メディカルトレーニングのコツ
トレーニングの基本として、「1つ1つ段階を経て行う」というルールがあります
たとえば、投薬されるのって誰でも嫌なことですよね
なので、最初から投薬にチャレンジしようとするのは無理があります・・・
そんなことをしたら、「もうトレーニングなんてウンザリ!」なんて思われかねません・・
トレーニングを楽しいものにしていくために、最初は「痛みを加えたり」「嫌なことは絶対にしない」というのが基本です
簡単なレベルからスタートさせるのがコツです
躾などしたことがないとおっしゃる飼い主さんもいらっしゃいますが、多くは動物が病気になってから初めて「投薬ができない」「歯磨きができない」「爪が切れない」「目やにを拭き取れない」「点眼ができない」「点耳ができない」などの問題に気づきます・・
また、病気にかかったときに口から直接投薬することができないと、どうなるでしょうか
フードに混ぜるという手段がありますが、病気で食欲がないときに苦いお薬を食事に混ぜればますます食べなくなってしまいます。
猫ちゃんなんかは、余計に吐き気を催すこともあって・・
そのため、直接口から飲ませることができないとなればご家庭での治療はお手上げになることも・・
動物病院に入院させれば、治療費も高くなるし動物への負担もかかります。
だからこそ、「病気になる前に」トレーニングしておく必要があるのです。
トレーニングの簡単なレベルというのはどういうものか?お伝えしますと、まずは触らせてもらうところから。
たとえば、
頭を触らせてくれたらクリッカーを鳴らしておやつを与える
頬を触らせてくれたら同じことをする
あごを触らせてくれたら同じことをする
唇を触らせてくれたら同じことをする
唇を少し上にめくらせてくれたら同じことをする
唇を横に引っ張らせてくれたら同じことをする
口を少しだけ開けさせてくれたら同じことをする
・・・こんな感じで、少しずつレベルを上げていきます・・・
口を触った時点で怒ったり暴れるワンちゃんがいますが、上記過程を踏まずに投薬などの嫌な処置を先に体験してしまったために、嫌な記憶が頭に残ってしまっているために反応していることがあります。
動物たちはすでに体験したことをベースに「いま何をされようとしているのか」予測するので、「どういう体験を先にするか」ということは、非常に大事です
猫ちゃんの場合は、単純に触られるのが嫌な場所なので怒ってしまうことがあります。
そういった場合には、ちょっとした工夫が必要になります。
動物のトレーニングは、段階を経て1つ1つレベルを上げていくのがコツです
口を触らせてもらうのは日頃のデンタルケアでも必要だし、投薬のときにも絶対に必要な過程になります。
ワンちゃんの場合、動画のように「あご乗せ」を教えられるといいですネ
それから、お腹が空いているときに行うとモチベーションが上がって早く覚えてもらいやすくなりますヨ
こちらもトレーニングのコツです
是非参考にしてみてくださいネ
それではまた
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