E36 325i Cabriolet ソフトトップリッドのワイヤー交換

水抜きついでに「ソフトトップリッド」のワイヤー交換しちゃいます
左側のワイヤーが千切れてラッチが動かないのでリッドの固定が甘くなってました
(右のラッチが効いているので意外と大丈夫)

まずは分解して構造を見てみます

トランクルームの左側にソフトトップのパワーユニットが収まっていて
リッド開閉とラッチ操作をしているのがこのユニット
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ルーフ開閉は少し前方に別のパワーユニットがあります
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上のリンクがリッド開閉
下のワイヤーがラッチ操作
奥が左ラッチ 手間が右ラッチでした

今回は切れている奥の左側を交換します

パワーユニット回りのハーネスを痛めないように移動して
リンクとワイヤーエンドをユニットのアームに止めているクリップを取り外す
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「ぴんっ!」ってトバして無くしそうな雰囲気バリバリの作業だから慎重に、、、

ワイヤーエンド外したらワイヤーチューブを固定しているクリップを手前に引っこ抜くとワイヤーがフリーになります
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リアシート下の「モーター故障の緊急レバー」のリンケージも取り外す
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シンプルだけど良い設計していて
「緊急レバー」を引くと
リッド開閉とルーフ開閉の両パワーユニットのギアボックスとモーターが機械的に切り離されて
リッドの開閉とルーフの開閉が手動で出来るようになります

「出先で壊れても屋根閉めて帰って来れる」って事ですね

あとはユニットを固定しているナットを抜いてユニットを取り外す。
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ナットは4角に4箇所だけ
リンケージとハーネスを切り離せば簡単に取り外せます。

取り外したリッド開閉パワーユニット
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緊急レバーのリンケージを動かすと
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ラッチが外れてスプリングの力でモーターユニットをギアボックスからピニオンごと引っこ抜く
シンプルだけど一番確実ですね(笑)

今回はトラブル抱えている訳じゃないので
ざっと掃除してグリス塗ったら車に仮組みしちゃいます。

次は
今回のメンテナンス千切れた古いワイヤーを取り外して新しいワイヤーに交換します。

古いワイヤーを固定しているグリップを取り外して
ラッチ側のワイヤーエンドを取り外して古いワイヤーを撤去
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新しいワイヤーを準備して
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ソフトトップリッドから新しいワイヤーを通して
ワイヤーチューブをパワーユニットにクリップで固定
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ラッチ側のワイヤーエンドを先に固定しちゃいます
差し込んでクリップで止めるだけのシンプルな作りです
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パワーユニット側のリッドワイヤーエンドをクリップで止める
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またもやクリップを無くしちゃいそうな作業、、、
奥側(左)ワイヤーエンドのクリップは特にヤバい

ワイヤーエンドを止めたら
リッドの開閉リンケージをクリップ止め
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リッドを少し動かしてリンケージの位置を合わせて差し込んめば簡単

緊急レバーのリンケージを接続して
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一度ルーフを閉めてリッドを完全閉めて
パワーユニットを動かしてチリ合わせして本締め
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組み立てが終わったら、一度「緊急レバー」を引いて手動でルーフを閉じた状態にしてから
モーターをギアボックスに押し込んで位置リセット
これで作業完了

今回の分解メンテナンスで電動ソフトトップの構造が少し解りました
あースッキリした!

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