【選択は各自の責任】

ふと見ていたドラマのセリフにこんな言葉がありました。

選択して守ることはとても難しいことです。
選択したあとの結果は誰にもわかりません。
もしかしたら今よりもっと苦しむことになるかもしれません。

人が人を愛する時、愛で包み込むことだけが幸せを産むとは限りません。

生まれていない心も離れていく心も、全てを受け止めて生きていくことが一番難しいのです。
それでも共に過ごし、見つめあい笑ってくれる…
そんな輝いた瞬間が、愛を守り抜いたご褒美になるのです。

この言葉に不覚にも涙してしまいました。

コメディだったし、そんなに大したドラマではなかったと思います。

私たちの人生はいつも選択の連続です。

「ジャッジしない」とか、「流れに任せる」とかいう時もあるけれど、日々の生活の中でそんなことばっかりしてられないですよね。

だから、いつもどんな時も常に選択しています。

「雨が降りそう…　傘を持っていこうか？荷物になるからやめようか？」…そんな小さなことすら私たちは自分で選択しています。

傘を持って出たあと、傘を持たないで出たあとのことはその時点では誰にもわからないのです。

ハイ、もっと言ってしまえば、そんな小さなことまで自分で選択できるのです。

ただ、その数々の選択の中でも、人との関係に関すること、命に関することは特に、『愛』を基準に選んでいくことが重要だと思います。

どういう形の選択をしたとしても、選択のベースに『愛』があるのなら、それは決して間違いではないではないでしょう。

時にその選択の結果が痛みをもたらすものだとしても、その時点での結果が痛みであって、数年後には「それで本当に良かった」と思える日が来るのかもしれません。

それは誰にもわからない。