お部屋の契約をする際に説明義務があるのが
重要事項説明。略して「重説」ですが、
「重説ではわからない」ことも多くあります。
本日はそんな重説に関する話です
こんにちは!
シティビルサービス札幌 宮野です!
重要事項説明とは文字通り
「宅地建物の取引において宅地建物取引業者が
取引当事者に対して契約上重要な事項を説明すること」
であり、大きく分けて、
1.取引対象不動産の権利関係
2.取引対象不動産に係る法令上の制限
3.取引対象不動産の状態やその見込み
4.契約の条件 に関する事項
が記載されているのが一般的です
確かに権利関係や法令上の制限は大切です
しかし、それは不動産として大切な
土地と建物の内容であり、日々の生活などの
環境の事は記載されておりません。
さて、重要事項として説明されない「重要なこと」には
どのような事があるのでしょうか( *´艸`)
①周辺の環境
周辺にどのような施設を建築できるか(できないか)に
ついては用途地域を見ればだいたい分かります。
また、高層建築物が建つか建たないかは容積率を
みれば分かるようになってます
例えば商業地域、準工業地域等の用途制限の
比較的緩やかな地域の場合、住居系の用途地域と比べて
騒音を伴ったり人の出入りが激しいような施設の
建築がしやすい。現状は閑静な地域であっても
用途地域によっては、近い将来に環境が一変する
可能性もあるので、注意してみることも重要だったり
②災害の危険
阪神大震災以降、その存在が一般に知られるように
なった活断層。近辺や直上に建つ建物には住みたくないと
考える人が多いと思いますが、重説には活断層に関して
記載する義務はないのです。同じような内容で、
「造成宅地防災区域」「土砂災害警戒区域」
「津波災害警戒区域」に含まれるかどうかについては
売買・賃貸ともに記載され、
「急傾斜地法」「地すべり等防止法」
「特定都市河川浸水被害対策法」の危険区域内で
ある場合は売買のみ重説に記載となります
上記はまだまだ一例です。
物件選びの際は、スーパー・コンビニがあるなどの
住環境も重要だが、違う視点で考えてみるのも
大切だったりしますので、お部屋探しの際には
上記のことを気をつけてみてください
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