四条でランチしてプーシキン美術館展へ | 奈良大好き主婦日記☕

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鎌倉在住
奈良や仏像が好きで子育て終了と共に学び直し大学院博士課程修了、研究員になりました。
テーマは平安後期仏教美術。

明日香村、山の辺の道等万葉集の故地が好きです。
ライブドアにも書いていました(はなこの仏像大好きブログ)http://naranouchi.blog.jp



更新がしばらく空いてしまいましたキョロキョロ


書くことがなかったわけではないのですが、
一旦止まると、話の内容が古くなってしまって、ますます書くのを躊躇する…という、雪だるま式に増える借金みたいな感じになりました(雑な喩え)

いやしかし、ますます話が古くなる前に書いておかなくちゃね


…で、いきなり脱線しますが、更新が空いた言い訳をひとつ…
この数年、毎年毎年「夏休み前」と「秋」の年二回、大学の内部で「研究(もどき)発表」(いわゆる中間発表会で、口ごもりながら発表するやつおばけくん)をしているのですが、
これも毎年毎年……夏休みに遊び過ぎて、この時期になって秋の発表が迫り焦る汗
…ということを繰り返していて、普段ワタシは塾講師なのに…ホント、生徒と一緒の精神状態に陥ってますショボーン(ダメじゃん)

で、ここからちょっと塾の話になりますが(脱線しっぱなし)
そういえば、今は高校3年生が、大学への指定校推薦がとれるかどうか判明する時期なんですよね…
それで、私が教えている高3生の一人が、指定校推薦を狙って、切望して、渇望していたのですが、…ダメだったんですよ…
その子、気丈に振る舞っていましたが、本当はガッカリしているのがよくわかり、こちらまで残念な気がしてしまいましたショボーン
ここはパッと切り替えて、センター対策と私大対策をしなくちゃならないのだけど、数日はちょっと無理かもね…それに私も責任重大だわ…キョロキョロ(逃げたい)


晴れ晴れ晴れ

ここからは、まだ酷暑の8月某日の話です

この日は、大阪で開催中の「プーシキン美術館展」に行く予定です(美術館は避暑地晴れ)

その前に京都で昼ごはんを食べようとしています

入ったのがここ
「ワイン厨房CHEERS」
四条通り近くです(下にリンク貼っておきます)

店内はワインの空瓶がズラーッ

なかなか雰囲気良しです

せっかくなので(なにが?)
昼からグラスワインをもらいました

ワインはそれなりのお値段ですが、
ランチはなんと850円です!お手頃!

サラダとスープ

牛ハラミ照り焼き

パンがいろいろ


おトクなランチでした


ステーキパスタさくらんぼ


さあ、次は
大阪へ!

プーシキン美術館展
(↑日本語でだんだん大きな字にしてみたニヤリ)

会場は、大阪中之島の国立国際美術館↓
初めて来ました
中之島といえは、♪中之島ブルースよ〜♪しか思い浮かばない…


「プーシキン美術館展」は東京でも開催されていましたが、行きそびれてしまったため、大阪会場でのリベンジとなりました
(藤田嗣治展も上野をあきらめて、京都でみるつもりなのだ…ニヤリ)


では、展覧会の内容をちょっとだけご紹介します

草上の昼食
クロード・モネ
1866年、130×181センチ

この絵の右側のおじさんの後ろの木の幹に
ハートマークがあります↓かわいいね❤️


「草上の昼食」というと、オルセー美術館にあるマネの描いた ハダカのやつ(一番下に画像を貼り付けますね)を思い出しますが、プーシキン美術館のものは、お洋服を着てますね…にやり



ブローニュの森
アンリ・マティス
1902年、65×81.5センチ
印象派とはかなり違う感じの絵ですが、これはこれで、なんかいい感じですねウインク

マティスはこの後フォービズムに進むそうで、その予感がしますね



馬を襲うジャガー
アンリ・ルソー
1910年、90×116センチ
このルソーの絵が今回の展覧会の目玉の一つだったようですよ


↓ジャガーと白馬がまるでハグしてるみたいに見えますが、よく見るとジャガーが白馬を襲ってるんですね
襲われてるにしては、白馬はマヌケな顔ですね…


「えっ??何?何?やめてーっ!」みたいな…
アンリ・ルソーはインドア派の画家で、風景などを想像で描いたところがあったそうですから、
この絵にしても現実感は薄いかもしれませんね
でもそれが逆に面白いように思います

そして、このルソーの絵は、展覧会の出口に↓こんな風に再現されていました
「ジャガーに襲われる白馬」の背後で写真を撮ろうというコーナーですかね
白馬のマヌケな表情が、哀しい…
あの後ろで、どんな顔をして写真を撮ってもらったらいいのだろう…

絵の角には、ナゾの木が立体化してる…
ねー
http://pushkin2018.jp/outline/




展覧会には、他にもいろいろな絵がありましたよ





私が8月に展覧会に行ったあと、大阪は台風で大きな被害が出てしまったようで、現在どこまで復旧作業が進んでいるのか細かいことがわからないのですが、
プーシキン美術館展は10月14日まで開催されていますので、ご近所の方、おすすめです
よろしかったら、おいでになってみてください




カラーパレットおまけカラーパレット

2月にオルセー美術館に行った時に撮った写真を交えておまけです


オルセー美術館には2種類の「草上の昼食」がありました

1.モネ「草上の昼食」1865〜66
こちらの絵は、2枚に分かれています
(この絵、数年前に日本にも来ましたね)

プーシキン美術館所蔵のものは、このオルセー美術館所蔵の絵の「下絵」だったそうです
オルセーのものは完成せず、「宿代のかた」にとられて傷んでしまったために、二つに切り分けられたそうですよ

詳しくは↓




2.マネ「草上の昼食」

上の方に書いた、ハダカのやつ です
やっぱり、女の人だけハダカなのはヘンなシチュエーションですねぇ

↓ 拡大すると、女の人は手前のところに服を脱ぎ捨ててますよ…おまけに挑発的にこっち見てますよ…私「やーねーもやもや」、女「なによハッ叫び

うちの娘は、この絵が昔から好きで、2月にオルセーで見た時も、「あったあった!」みたいなリアクションをしていましたが、やっぱりハダカは目立つし、覚えやすいという「利点」はあるかもね…(良い子は真似しないほうがいいよ)


オルセー美術館に行った時の記事↓
2018-03-20 ビバ!オルセー美術館!〜御仏(おフランス)旅行記その13  



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