更新がしばらく空いてしまいました
書くことがなかったわけではないのですが、
一旦止まると、話の内容が古くなってしまって、ますます書くのを躊躇する…という、雪だるま式に増える借金みたいな感じになりました(雑な喩え)
いやしかし、ますます話が古くなる前に書いておかなくちゃね
…で、いきなり脱線しますが、更新が空いた言い訳をひとつ…
この数年、毎年毎年「夏休み前」と「秋」の年二回、大学の内部で「研究(もどき)発表」(いわゆる中間発表会で、口ごもりながら発表するやつ)をしているのですが、
これも毎年毎年……夏休みに遊び過ぎて、この時期になって秋の発表が迫り焦る
…ということを繰り返していて、普段ワタシは塾講師なのに…ホント、生徒と一緒の精神状態に陥ってます(ダメじゃん)
で、ここからちょっと塾の話になりますが(脱線しっぱなし)
そういえば、今は高校3年生が、大学への指定校推薦がとれるかどうか判明する時期なんですよね…
それで、私が教えている高3生の一人が、指定校推薦を狙って、切望して、渇望していたのですが、…ダメだったんですよ…
その子、気丈に振る舞っていましたが、本当はガッカリしているのがよくわかり、こちらまで残念な気がしてしまいました
ここはパッと切り替えて、センター対策と私大対策をしなくちゃならないのだけど、数日はちょっと無理かもね…それに私も責任重大だわ…(逃げたい)
ここからは、まだ酷暑の8月某日の話です
この日は、大阪で開催中の「プーシキン美術館展」に行く予定です(美術館は避暑地)
その前に京都で昼ごはんを食べようとしています
入ったのがここ
「ワイン厨房CHEERS」
四条通り近くです(下にリンク貼っておきます)
店内はワインの空瓶がズラーッ
昼からグラスワインをもらいました
ワインはそれなりのお値段ですが、
ランチはなんと850円です!お手頃!
サラダとスープ
プーシキン美術館展
会場は、大阪中之島の国立国際美術館↓
初めて来ました
中之島といえは、♪中之島ブルースよ〜♪しか思い浮かばない…
「プーシキン美術館展」は東京でも開催されていましたが、行きそびれてしまったため、大阪会場でのリベンジとなりました
(藤田嗣治展も上野をあきらめて、京都でみるつもりなのだ…)
では、展覧会の内容をちょっとだけご紹介します
草上の昼食
クロード・モネ
1866年、130×181センチ
この絵の右側のおじさんの後ろの木の幹に
ハートマークがあります↓かわいいね❤️
「草上の昼食」というと、オルセー美術館にあるマネの描いた ハダカのやつ(一番下に画像を貼り付けますね)を思い出しますが、プーシキン美術館のものは、お洋服を着てますね…
ブローニュの森
アンリ・マティス
1902年、65×81.5センチ
印象派とはかなり違う感じの絵ですが、これはこれで、なんかいい感じですね
マティスはこの後フォービズムに進むそうで、その予感がしますね
馬を襲うジャガー
アンリ・ルソー
1910年、90×116センチ
このルソーの絵が今回の展覧会の目玉の一つだったようですよ
↓ジャガーと白馬がまるでハグしてるみたいに見えますが、よく見るとジャガーが白馬を襲ってるんですね
「えっ??何?何?やめてーっ!」みたいな…
この絵にしても現実感は薄いかもしれませんね
でもそれが逆に面白いように思います
そして、このルソーの絵は、展覧会の出口に↓こんな風に再現されていました
「ジャガーに襲われる白馬」の背後で写真を撮ろうというコーナーですかね白馬のマヌケな表情が、哀しい…
あの後ろで、どんな顔をして写真を撮ってもらったらいいのだろう…
http://pushkin2018.jp/outline/
展覧会には、他にもいろいろな絵がありましたよ
プーシキン美術館展は10月14日まで開催されていますので、ご近所の方、おすすめです
よろしかったら、おいでになってみてください
おまけ
2月にオルセー美術館に行った時に撮った写真を交えておまけです
オルセー美術館には2種類の「草上の昼食」がありました
1.モネ「草上の昼食」1865〜66
こちらの絵は、2枚に分かれています
(この絵、数年前に日本にも来ましたね)
プーシキン美術館所蔵のものは、このオルセー美術館所蔵の絵の「下絵」だったそうです
オルセーのものは完成せず、「宿代のかた」にとられて傷んでしまったために、二つに切り分けられたそうですよ
詳しくは↓
2.マネ「草上の昼食」
上の方に書いた、ハダカのやつ です
やっぱり、女の人だけハダカなのはヘンなシチュエーションですねぇ
↓ 拡大すると、女の人は手前のところに服を脱ぎ捨ててますよ…おまけに挑発的にこっち見てますよ…私「やーねー」、女「なによ」
うちの娘は、この絵が昔から好きで、2月にオルセーで見た時も、「あったあった!」みたいなリアクションをしていましたが、やっぱりハダカは目立つし、覚えやすいという「利点」はあるかもね…(良い子は真似しないほうがいいよ)
2018-03-20 ビバ!オルセー美術館!〜御仏(おフランス)旅行記その13
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