ヤエン釣りコツ! ヤエン初心者ほど覚えておきたいヤエン投入タイミングやヤエン構造 | あきブログ|ヤエン釣りとヘアケア(美容)

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ヤエン釣りコツ! ヤエン初心者ほど覚えておきたい ヤエン投入タイミングやヤエン構造

知っておいて欲しいヤエン釣りコツ! ヤエン投入タイミングやヤエン構造

 

ヤエン釣りしてるとよく聞かれるヤエン投入タイミングのコツ

今回はヤエン釣り初心者の釣り人に知っておいて欲しいヤエンの構造やヤエン投入タイミングと言ったヤエン釣りのコツを説明したいと思います。

長らくヤエン釣りをされてきたベテランの方は読んでもあまり参考にならないのでスルーして下さい。

ヤエン釣りはとかく感覚の釣りになりがちですがある程度理論付けて行う事も十分可能です。

当然、自然を相手にしているので全てをハメ込む事もできませんが、これから始めようと考えてる人や未だアオリイカが釣れない人は是非読んで頂きたく思います。

 

 

【ヤエンの構造】

敵を知る前に先ずは味方からでも無いですが自分の使う道具を理解して使うのと分からないまま使うのとでは結果も全く変わってきますし楽しさも変わりますのでヤエンの構造を知る必要が有ります。

ヤエンパーツ名称を簡単に紹介します

下の写真を見て下さい。

釣り具屋さんで販売されてる殆どのヤエンが写真の様な呼び名やパーツで構成されております。

  1. 第一支柱

  2. 第二支柱

  3. 第三支柱(二支点ヤエンと三支点ヤエンが有る)

  4. 第一支柱と針距離 (ここ大事!)

  5. 針間

  6. オモリ

知っておいて欲しいヤエン釣りコツ! ヤエン投入タイミングやヤエン構造
 

アタリがあって5分待てとは?

知っておいて欲しいヤエン釣りコツ! ヤエン投入タイミングやヤエン構造

昔からの言い伝えでアオリイカの走りが止まって3分待てとか5分待てとか言われてますがこれは何を意味するのか?

要はアタリがあって暫くはアオリイカがアジの頭の後ろ(アジの首根っこ)に噛み付いて獲物を絶命させようとします。

この状態の時はエサのアジを横向きに抱いて首根っこをカジカジしてるんですね

なんでカジカジするのかと言うと頭は美味しくないので切り取ってしまい内臓や身から食べたいんです。

その為には頭が邪魔なんです

当然、横抱き時はラインをアジの尻尾に掛けてるんでラインの軌道上にアオリイカは存在しません

変な事想像しんといて欲しいんですがハーモニカ状態 (笑)

この様な状態でヤエン投入してヤエンがアオリイカに行き付いたとしてもアオリイカはラインやヤエンの軌道上には居ないのでヤエンには掛かりません

初心者が良くやるのが、このような場合にアオリイカがグィ~っと引くと掛かったと勘違いして強引に引き寄せてしまいます。

当然、アオリイカは違和感を感じてアジを離してしまいバラしに繋がります。

知っておいて欲しいヤエン釣りコツ! ヤエン投入タイミングやヤエン構造

 

なのでエサのアジを真直ぐ食べる状態にするにはエサのアジの頭を落とすか釣り人側が強制的に縦抱きさせる必要が有るんですね

変な事想像しんといて欲しいんですが尺八吹く感じ (笑)

知っておいて欲しいヤエン釣りコツ! ヤエン投入タイミングやヤエン構造

上の写真の状態になれば釣り人、ライン、アジ、アオリイカか一直線になり、ようやくヤエン投入する前段階が作られますし針掛りしやすくなります。

ベテランのヤエン釣り師がよく言うアタリがあって3分とか5分待つとゆうのはアタリがあって竿で聞いてみて(そぉ~っと少し引っ張って)アオリイカの大きさを確認し、頭を落とす時間を推測してるんですね。

 

3分なのか5分待つのか明確な基準は有りませんしロッドにアオリイカの重さを計るモノが付いてる訳でもありません。

アジの頭を落とす時間は分かるの??

答えは・・・

 

分かりません。釣り人それぞれの長年の経験と勘の世界です。

早春から春の大型のアオリイカを釣ろうと思えばなかなかこの方法では寄せてヤエンを投入する前に完食か完食近くまで食べられてしまう可能性が高まります。

 

アタリがあってから時計を見て時間を計り釣られる釣り人もいらっしゃいますので一概に間違いとは言えませんが待ち時間に基準が無いので時にはエサのアジを食べられ過ぎてしまう事も有りえます。

 

それなら縦抱きさせ、おとなしくなったアオリイカを寄せてくる方がキャッチできる可能性が高まります。

 

アタリがあって走りが止まったら待たないで即縦抱き&寄せに入る

この様に大きいアオリイカになれば寄せきれないでエサのアジを完食され食い逃げされたりアジを食われれば食われる程、ヤエンの針がアオリイカの先側に行く事になり針が掛かり難くなります。

 

アオリイカの胴体は硬くて水中では膨らんだり萎んだりしているので針掛りの確率が下がります。

対策としては走りが止まってスグに穂先がじんわり曲がる位までテンションを掛けます

ロッドワークでアジの尻尾を引っ張るイメージです。

 

グィ~っと引っ張ってアオリイカのジェット噴射が来るギリギリまで引っ張ってスグにテンションを抜いてやります(ラインを緩めた時の状態は張らず緩めずです)

 

これをすると最初はテンションを抜いたとたんにまた押さえ込んでいきますが縦抱きに近くなると押さえ込みが弱くなったり押さえ込まなくなります。

 

そうなれば縦抱き完了ですので初期テンションの入力具合に注意しながら寄せに入ります。

アオリイカは本来食べたく無い口元から食べる事になりますが釣り人側から見ればより寄せる時間が稼げます。

 

寄せの時間が稼げるという事は大物が手に出来る可能性が高まるとゆう事になりますね

この時の注意点は縦抱きさせる時はそれほどロッドワークを気にしないでも構いませんが(かと言って余り強いとビックリして走られるので注意)一発目の寄せの動作はかなりソフトなロッドワークが必要になってきます。

この操作が粗いと走られまくりますので気を付けて操作して下さい。

 

ヤエンサイズはLサイズ? Mサイズ? 

知っておいて欲しいヤエン釣りコツ! ヤエン投入タイミングやヤエン構造

ヤエンサイズはアオリイカの大きさでは選ばない

ヤエンのサイズは狙うアオリイカの大きさで選ぶと思ってる方が少なからずおられるみたいなのでヤエン選びのポイントを書いてみたいと思います。

ヤエン選びのポイントは以下の数点で纏められています。他人の釣り方ではなく自分の釣り方やヤエンスタイルで総合的に選ぶ事が大事です。

 

釣り場でのヤエン選び注意点は以下です。

  1. 購入する活きアジの大きさ

  2. 寄せる技量 (確実にヤエンが届く距離まで寄せる)

  3. エサの食わす範囲(アオリイカの活性も考慮)

  4. ヤエンの大きさ(第一支柱から最初の針までの長さ)

1~4まで大まかに分けましたが自分の努力ではどうにもならないモノは1番と4番です

自身がその時購入できる大きさのアジを使ってアタリを出し、寄せてヤエン投入するまでどこまでアジを食わすかがヤエン選びのポイントです。

 

②と③に安定感がない場合は第一支柱から最初の針までの長さが異なるヤエンを持っておいた方が色んな状況に対応できると思います。

 

知っておいて欲しいヤエン釣りコツ! ヤエン投入タイミングやヤエン構造

アジを半分以上食わせてヤエンに掛けるなら第一支柱から最初の針までの長さは短いモノの方が良いですし、ソコまで食わさないでもヤエン投入出来る距離まで寄せれるならその分エサのアジも食われないので第一支柱から最初の針までの長さは長い方が良いです。

 

なのでヤエンのサイズを春はLとか秋はSとかではなくアジを食わす量で考えてみて下さい。

 

ヤエン投入タイミング ヤエン選び まとめ

因みに私の自作ローラーヤエンは以下基準で作成しています。

  1. エサのアジ大きさ約18㎝と仮定

  2. 第一支柱から最初の針までの長さは16㎝

  3. 針先と針先の間は4~5㎝で二段針

 

ヤエン コンセプト

アタリがありエサのアジが頭を落とされた時点でアジの長さは13㎝(頭部5㎝と仮定)

ヨリ戻し尾針は尻尾から約4~5㎝胴体よりに刺すのでアジの頭を落とされた時点で残りは約8㎝です

 

アオリイカの足の付け根からロート手前までの長さは個体差はあるものの10㎝~12㎝前後ですので一段目の針はちょうど足の付け根(表から見たら顔の真ん中辺り)辺りを捉える寸法になっています。

 

2段目の針は一段目の針から5㎝間隔を開けてますので丁度ロート付近を捉える事になります。

 

ロート付近を狙うのはアオリイカにジェット噴射を極力させないでスムーズにランディング(取り込み)する為です。

知っておいて欲しいヤエン釣りコツ! ヤエン投入タイミングやヤエン構造
 
 

この様な計算の元自作ヤエンを作成しておりますがアジを食わせる量が私より多い友人なんかには第一支柱から最初の針までの長さは短めのヤエンを作成しています。

 

釣具屋さんでヤエンを購入する場合は自分の釣り方に合ったヤエンを購入して下さいね。

 

又、色んな種類のヤエンを購入する気持ちは理解できますが出来る事ならヤエンは一種類に絞ってサイズで分けられた方が良いと思います。

 

最後までお付き合いありがとうございます。

 

ご参考になれば幸いです。