跳ね上げヤエンとストレートヤエン (ノーマルヤエン)どっちのヤエンが釣れる?
今回は跳ね上げヤエンかストレートヤエンかどっちが釣れるのかについて書いてみようと思います
跳ね上げヤエンだろうがストレートヤエンだろうがヤエンなんてどれも変わらんで
3号オモリ付いた重たいヤエンを使ったら釣糸が少々カールしてようが、ヨレてようがヤエン投入した瞬間にドボンと音立ててアオリイカにまっしぐらや〰
ヤエンなんて〰なんでもエエんや~
そんなの関係ない~🎵🎵
そんなの関係ない~🎵🎵
ときどき聞きますよね〰
え? 聞かないって!?
Wao~ ((((;゜Д゜)))
ここからが本題です。
ヤエンて何種類あるの?
そもそも皆さんはどんなヤエン釣りをされてますか?
ヤエンを選ぶ時って釣具屋さんに行って針がたくさん付いてたり、ローラーが付いていて、いかにも釣れそうな感じのヤエンを選ばれてると思います。
自作ヤエンを作られてる方なんかは自分のヤエンスタイルに合ったヤエンをお作りでしょう。
ヤエンは種類も大切なんですが仕組みを理解する事が大事かもしれません。ベテランヤエン師ほど釣り方に合わせたヤエンを使って好釣果を出されてると思います
種類はいろいろ有るんですが大きく分けて2種類です
-
ストレートタイプ
-
跳ね上げタイプ
ストレートタイプヤエンです(以前作ったモノで今は使ってません)
跳ね上げヤエンです(これも少し前のです)
一目瞭然で違いが分かると思います。
ストレートタイプはステンレス線が1本しか使用されておらず真直ぐです。
跳ね上げヤエンは見て貰えれば分かると思うんですがステンレス線が2本使用されており可動部が付与されてます。
私も色んなヤエンを購入したり自作したりしましたが現在は跳ね上げヤエンに落ち着いています。
跳ね上げ? ストレート? どちらが釣れる?
結論から言いますと跳ね上げヤエンもストレートヤエン共にどちらも釣れるです。
これは好みとか自分のヤエンスタイルにどちらが合っているかだけではないでしょうかね
私自身が跳ね上げヤエンを好んで使用しているのは自分の道具立て、合わせを入れるヤエンスタイルに合っているからだと思います。(合わせない時も有ります)
跳ね上げなので釣れるとかストレートヤエンなので釣れないとゆう事は全く無く、それぞれの特性を理解して使用すれば普通に釣れます。
【アオリイカがアジに食い付きヤエンがアオリイカに行きついたと仮定して話を進めます】
ストレートヤエンの使い方(2019年記事で修正しています)
ゆっくり・・・そぉ~っと引き寄せてきてアオリイカがアジを離すまで更にゆっくり、そぉ~っと引き寄せます。
釣られてる事に気付くとアオリイカの選択肢は一つになります。
それは・・・・・・・・・・・・・・逃げるです。
このアジを離して逃げる時(バックした時)にハリ掛りします。
キロ未満のアオリイカに多いのがアジに夢中になり足元まで引き寄せられてきても気付かない
足元まで来るとヤエンが立ってしまって右往左往してしまう・・・このパターン良く見ます。
中にはストレートヤエンでも合わせを入れる方もおられますがヤエンの構造を理解されてないと難しいと思います。
なかなか初心者には難しいと感じますので前述している様に引き寄せながらアオリイカがアジを離すのを待つセオリー通りの釣り方をお勧めします。
最悪、足下でもアジを離さない場合は足元で合わせを入れるか、アオリイカの目玉~胴体の一部が水面から出る位まで真直ぐ吊り上げアジを離させ下に控えた針に掛ける方法が良いと思います。
吊り上げ時のコツはアオリイカの体が真直ぐになる様にして脇をしめてヤエンがフラつかない様にするのがコツです。
- 通常の使い方⇒アジを離すまでじんわり寄せてきてアジを離した瞬間に向こう合わせで掛かる
- ヤエンが到達してから一気に合わせを入れて強制的に掛ける
- 重心移動を利用し跳ね上げさせて掛ける
上記3パターンの掛け方が出来るヤエンはそんなに市場には出回っていませんので購入したヤエンがどれに当てはまるのかを考えて使う事が釣果を伸ばす事に繋がります。
過去の記事です。よければ参考にしてみて下さい。
ヤエン釣りで使ってるロッドです
跳ね上げヤエンの使い方(2019年記事で修正しています)
跳ね上げヤエンも射程距離まで引き寄せて来るのはストレートヤエンと変わりませんが引き寄せてヤエンを入れヤエンが到達してからが違います。
跳ね上げヤエンの場合はヤエンが到達していればリールを巻きながらロッドをアオリイカが居るであろう向きに倒してそこから一気に合わせを入れます。
この時に注意しないといけないのは以前のの記事に書いている【ヤエン釣り初心者必見】ヤエン投入タイミング ヤエン種類とヤエン選びのコツを見て頂きヤエンの向きや角度を気を付けて合わせを入れて下さい。
合わせを入れると分かりますが後ろまでロッドを倒すとその分、糸フケが出るんでリールで糸ふけを巻き取らないといけませんがアオリイカが一回の合わせでアジを離さないと更なる追い合わせが必要になってきます(2~3回合わせを入れる)
これはデカイカになればなるほど少々の合わせではアジを離す事が有りませんので合わせ動作の後、素早く糸ふけを巻き取る作業が必要になってきます。
なので跳ね上げヤエンを使用しても必ずしも合わせ入れないといけないなんて事は有りません。合わせとゆうよりも少し強引にロッドを煽りながら引っ張って違和感を与えてアジを離さす様にするのもアリです。
合わせて掛ける事にフォーカスされがちですが跳ね上げヤエンの利点としては意図的に合わせて掛ける事以外に折れ曲がる事によるバラし防止にも寄与します。
掛けてから寄せてくる際に釣り人側にアオリイカが近づけば近づくほどライン角度が急角度になります。
ストレートヤエンの際は第三支柱が持ち上げられてますので針側は下ろうとする力が働き針ハズレが起こる可能性が高まるんですね
跳ね上げヤエンの場合は可動部分が動く事によって針側に余計な力が加わり難くなります。
但し可動部分が動く為には針がアオリイカに刺さり込み固定されないと水中でも陸上でも動く事は有りません。可動部分を動かすには針側が固定されるか針と反対側に少し軽めのウエイトを付ける必要が有ります。これは物理計算式でウエイトの重さは割り出せますが今回の趣旨とは別なので割愛します。
よく勘違いされるのがアオリイカを寄せて来る際、アオリイカの胴体が斜めになりながら寄って来ると思っていませんか?けっこう足側が持ち上げられて斜めになって寄ってくると思っている人が多いですが、キロ位ならまだしも大型になればなるほど水中では水平姿勢を保ってます。足側が持ち上がる事なんて先ず有りません。
【ヤエン釣り初心者必見】ヤエン投入タイミング ヤエン種類とヤエン選びのコツでも書いてますが跳ね上げヤエンは釣人側の意思で針掛かりさせるスタイルとバラし防止の為の跳ね上げ(折れ曲がり)と考えて貰えれば良いのではないでしょうか。
ワンポイントアドバイス
結論を言いますとヤエン単体で選ぶんでは無く自分の釣り方や釣るスタイルによって総合的にバランスを考えてヤエンを決めて下さい。
ストレートヤエン、跳ね上げヤエンどちらを使っても釣れると思いますが個人的な見解では跳ね上げヤエンの方が理にかなってるのではないでしょうか。(2019年記事で修正しています)
私がストレートヤエンを使う場合はかなりの前上がり(針側が上がりオモリ側が下がる)仕様で使います。こうする事によりヤエンがより掛かり易くなりますので参考にしてみて下さい。(2019年記事で修正しています)
ま、これには第一支柱の高さも関係しますがここからは専門的になるんでまたの機会にします。
アオリイカは高価な道具でも比較的安価な道具でも釣れますが、いろいろ悩み楽しみながら自分のヤエンスタイルを見つけて1パイのアオリイカとのやり取りを楽しんで下さいね。
その結果、数釣りもできたら嬉しいですね🎵
私自身もヤエン釣りを始めた頃は何も分からず教えてくれる人なんて居ないから真冬に水温の低いポイントで一日中釣りして毎回ボーズ食らったり、アオリイカを釣った事が無いもんだから当たりも余り分からず筏なんか乗った時にゃもー悲惨ですわ~揺れと居食いの区別もつかず根掛かりしてるのにヤエン入れたりして釣り行くとしょっちゅうヤエンを無くしたりしました。
今はインターネットで必要な情報を瞬時に検索できますので上達の近道にもなり便利にもなりましたね
情報過多になればなるほど釣り人側に求められるのは吟味する事かもしれません。上手く情報を使ってヤエン釣りに生かして下さい。
ヤエン釣りは初期投資も少なく釣りの中では入門しやすいジャンルですが奥が深く、摩訶不思議で非常に楽しい釣りでもあります。
これから始めようと思っている釣り初心者や始めて釣りを始めて間もない釣り人にもこの記事が何かの気付きになれば幸いです。
【関連記事】
【これから自作ヤエンを作成しようと考えてる人必見】ヤエンに使うバラ針をキレイにハンダ付けする方法
ヤエン釣りで使っていた自作跳ね上げヤエンは本当に跳ね上がるの? ヤエン釣りでの誤解が解けた!?
お付き合いありがとうございます。
ご参考になれば幸いです。