「ちゃんと座りなさい」って言っても出来ないのには訳がある | 子育てママの心を照らす 運河駅のサロン〜with ease in 流山

子育てママの心を照らす 運河駅のサロン〜with ease in 流山

流山市で、特に子育て中のイライラに効く、
おうち整体の施術と指導、ここセラ講師をする
たかはしくみ(くみちゃん)のブログ。

ママが自分自身で心と体をメンテナンスできる、
”生き方アップデート”のノウハウを授けています。

子どもが姿勢よく座れない時、どうやって教えてる?

私は子どもの頃から
「ちゃんと背中を伸ばして座りなさい」って
大人に言われてきましたが、
どうすれば良いか分からず
できた試しがありませんでした。

 

姿勢が悪い子

 

やろうと思ってもできないし疲れるし
元に戻っちゃうんだもん。

 

 

思えば、私は
小さい頃から本の虫。
お絵かきばっかりしてる子で、
身体を動かすことは好きじゃなかった。

 

 

その頃にもう身体が
前屈み、肩が巻くよう
クセづけられていたんでしょうし、
「ちゃんと」という言葉のチョイスが
もう大間違いだったと今になって分かりました。

 

 

「頑張らないとちゃんと座れない」のには、
「ちゃんと」訳があるんです。

 

 


 

無理やり作った姿勢は
筋肉に負担をかけ、使い方を
アンバランスにさせます。

 

 

  • 「ちゃんと」座る
  • 「きちんと」背筋を伸ばす

 

 

この2つの言葉は、
「〜せねばならない」
という力みを反射的に身体に加えさせます。

 

 

その意識がすでに、
疲れと歪みを生む元になっている のですが、
そのことを私たち知らずに生きてきています。

 

 

子どもに良かれと思って
この言葉をかけている方は多いと思いますが,
この言葉には意味がないどころか
無意識の縛りをかけて
かえって悪くさせてしまっていることに
気づかなくてはいけません。

 

 


 

 

人の体というのは、
長時間座るのにはそもそも
適していない作りをしています。

じっと同じ姿勢でいること自体に
無理があるのです。

 

 

ですから、
必要なのは
 
どこかに力を込めなくてもキープ出来る
  バランスの位置を探って、
  そこで脱力したまま座った姿勢に見せるよう
  調整し続けること

 

 

なんです。

 

 

図にするとこうです。

 

 

やじろべえ画像

 

ヤジロベエみたいに
  フワフワ微細に動きながら
  どこにも力を込めず
  バランスよくお尻に乗り続ける

 

 

「キチンと」という言葉で
意識するのと全然違いませんか?
身体の使い方がまるきり変わりますよね。

 

 

私たちはヤジロベエと違って
手足がついているので、
体幹が崩れたら手足を使って
踏ん張って身体を支えちゃう。

 

 

それが無理な姿勢や歪み、
筋肉の疲労を作っています。

 

 

左手は…じゃなくて、

手も足も、(体幹に) 添えるだけ。

 

 

頭が前に落ちるとバランスが崩れて
首の力て支えるようになってしまうので、
頭も首の上に乗せるだけ。

 

 

で、そのバランスを探る事は 

筋肉をゆるめて繊細に使えないと出来ないんです。

 

 

「ちゃんと」座れない子、
「キチンと」座れない人は、
どこかで身体の使いを勘違いしてしまっていて、
筋肉を硬くする事でしか
姿勢をキープできなくなってしまっているんです。

 

 

大人になればなるほど筋肉は硬くなり
クセも強くなりますから、
そうなると「脱力」したくても
どうすれば力が抜けるのか思い出せない…

 

 

力を抜かないと
「バランスを取る」それ自体にたどり着くまでが
難しくなります。

 

 


 

 

だから、やり方だけを教えてもダメ。

 

 

絡まった糸が解けて
一本一本が別々に動くように、
下準備を整えて
感覚を取り戻してあげてからでないと、
身体は言うことを聞かないのです。

 

 

自分の体が言うことを聞かないと、
力ずくで形をキープしようとして、
それが疲れやコリ、歪みになります。

 

 

形だけを真似ても
使い方が違ったら
体への影響は180°違ってきます。

 

 

注意するなら自分が出来てから

 

そこを理解した上で、
子どもに注意する時は

 

「この子は今どういう原因で
  ちゃんと座れなくなっているのか?」
と考えて、導く必要があります。

 

 

「ちゃんと座る」を言葉通り聞いて頑張っている
正しい姿勢のキープ法を丁寧に表現して伝える

普段のゲームや本で前屈みがクセになっている
身体をほぐして、ねじれとクセを取った上で
正しい姿勢のキープ法を伝える

座る場所の問題
安定したお尻に
乗らなきゃいけないんだから、
柔らかいクッションやソファでは
背中が丸くなって当たり前です。

 

 

最後のは特に、まず見直さないと
いけないところです。
できっこない環境に置いておきながら、
「なんで出来ないの!」
と怒るなんて…

 

 

怒る本人もよく分かってないのに
人に注意するのは、
親子の信頼関係に
かなりヒビを入れる行為。

 

 

まずはママやパパが
「疲れず姿勢をキープ出来る人」になりませんか?

 

 


 

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そういったことを伝えられるように
内容を整えておりますので、
楽しみにしていてくださいね!

 

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