フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

車椅子生活中のわくわくショッピングタイム♪

まさか自分が40代にして車椅子生活を送るとは夢にも思っていませんでしたので、毎日が苦労と発見の連続です。
買い物は大学生の長男と高校生の次男に行ってもらっていますが、ただでさえわたしの世話や他の家事で大変なので(わたしのせいで成績が落ちるという事態は避けたい💦)、生まれて初めてスーパーのネット注文&配達を利用してみました。


タイトルのわくわく、というのは皮肉的な意味だと分かっておられる方もあるかと思いますが、普段からあまりネットでお買い物しないのでちょっと楽しかったのも事実です😆


配達の時間帯は今朝7~9時の間というのを選んでいました。6時半に携帯に「8時20分から8時50分の間に行きます」というメッセージが届いて実際に来たのは8時40分ごろでした。
葉桜っぽいけど一応アパートの入り口に桜が咲いています。ゴミ箱(グリーンの)だらけなのが写真としては少し残念です。


朝食の洗い物中だった長男(決して奴隷ではない)が対応してくれました。


うわーすごい量です💦
それもそのはず、最低150ユーロ(1万9000円)注文しないと配達料が無料にならないので食品ばかりか洗剤やらトイレットペーパーやら文房具まで付け足して何とか額に到達。単価が安いものばっかり買ってるのがバレてますね( ̄▽ ̄;)


めちゃくちゃに入ってるのかと思ったら冷蔵庫行きのものだけちゃんとまとめられていてビックリ、ってどんなけフランス(今回のお買い物はカルフールでした)期待されてないんだって感じですが・・・


そうそう、配達の前には初登場のお方が朝食中にやって来ました。チャイムが鳴ったので配達だと思ったら臨床検査所に依頼していた訪問看護師さんです。抗凝固剤の注射を毎日打ってもらっているので、血小板の量を調べるために週2回血液検査するようにという処方箋が退院時に出されているのです。おかげで食べかけのシリアルは牛乳に浸り過ぎてベチャベチャになってしまいました(~_~;)


朝食後は来月初めに撮りに行かないといけないレントゲンの予約を試みます。市内にいくつもレントゲン撮影できるところはあるけど車椅子でのアクセスがOKか調べたりと、ネット&電話タイム。
その後毎日来る注射&消毒の看護師さんが訪問。あ~忙し( ̄▽ ̄;) (ウソです)


長男の彼女が午後にうちで一緒に勉強するというのでお昼から遊びに来ていました。3人でご飯を食べていると携帯が鳴って「すみません、カルフールです。朝の配達に届け忘れがあったので今行ってもいいですか?」


10分後にやって来ました。正直、いっぱい注文し過ぎて&片付けたのは長男だったので何かが足りないとは全く気付いていませんでした(^^;)
何が出てくるのかお楽しみです。結構でかい箱です。


中身は3分の1くらいしか入っていません。しかも隙間を埋めてくれてなくて(役割を全く果たしていない申し訳程度の紙切れが2枚)マッシュルームが中でばらばらに散っています(;´д`)
・・ってか何?このちっちゃなマッシュルーム?普通のだと思って注文したら(重さや値段的には同じだった)「おつまみ用マッシュルーム」なるものだったようです。
それにキャベツひとつ、フェンネル3株。キウイはまとめられおらず箱の中でゴロゴロしており、熟れたひとつが爆発していました_| ̄|○
出た!フランス!!なオチ付きの初・スーパー配達でした。


前回のブログではお山に春の訪れを告げるクロッカスの写真をいくつか載せました。同じくらいの時期から初夏にかけてクロッカスよりもう少し標高の高い辺りに見られるプルサチーユとフランスで呼ばれている可憐なお花があります。プルサチーユには何種類かあり、日本ではツクモグサという品種が八ヶ岳の一部に咲くと聞きます。

大好きな花でかなり沢山写真があるので2回に分けます。恥ずかしながらあまり違いが分からないので( ̄▽ ̄;)今回はわたし的分類「茎がとても短い方々」にご登場願いましょう。


(ベルドンヌ山塊、2017年4月)
地面から直接咲いてる感じの子たちもいます。間違えてアルピニスト向けの急な峠をヒーコラいいつつ登った先に咲いてました。確かこの年の初・プルサチーユだったと思います。


(ヴァノワーズ国立公園、2017年6月)

標高の高い地点では雪が長く残っているため咲くのが遅い目になります。


(ベルドンヌ山塊、2018年5月)
やっぱりベルドンヌ率高いですね…知らず知らずのうちに行きまくってます💦
これは思い出の昨年初めて出会ったプルサチーユでした。この日はこの子だけしか見かけませんでした。


(3枚ともアンバン山塊、2018年6月)
次男と1泊でイタリア国境に近いエリアでハイキング。昨年は雪がとても多い冬だったので6月半ばだったにも関わらず標高2000m以下の地点からかなりの雪渓が残っていました。実際、山小屋に泊まってたのはほとんどが山スキーヤーさん達でした。
管理人さんに聞いたこのエリアで唯一日当たりがよく雪がだいぶ融けている斜面を歩いたときにいっぱい出会いました。


(タイユフェール山塊、2017年4月)
赤ちゃんの頃からこんなに毛深いんですね💦

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