前回の続きです。(前回の内容はこちらです⇩)

正確な立体感を感じないと、目や脳は疲れやすくなる

http://ameblo.jp/nounaisiryoku/entry-12290110350.html?frm_id=v.mypage-checklist--article--blog----nounaisiryoku_12290110350

 

 

前回、脳には立体感を感じる所が大きく分けて2か所あって、

微小奥行き視粗い奥行き視がある。

とくに重要なのは、微小奥行き視でそこできちんと正しく奥行き感を

感じていないと、結果、眼精疲労や頭痛、緊張しやすいや疲労感を感じやすいなど様々な体の変調をきたしやすくなるというのを書かせてもらいました。

 

今回はさらに立体的に見えるエリアがあるというお話です。

 

【立体的に見えるエリアが存在する!】

パナムの融像圏内はズレていても2つとは感じないエリアである。

重比較の結果,-0.8°~0.8°の間には有意差が認められず融像確率最も高いことがわかった。とありました。

  

どういう事かというと、人間にはぴったりの図でなくても、許容範囲内であれば脳が勝手に合成してくれるエリアがあってそれをパナムの融像圏と言います。その中でも特に融像する確率が高いエリアがあったよ と言ってます。逆にいうと、融像はそのエリア内で出来るのは出来るけどやっぱり無理はしてるんだよって言ってます。だから出来るだけ調整できる事はしといた方がいい ようです。

引用

http://aska-r.aasa.ac.jp/dspace/bitstream/10638/5118/1/0039-002-201203-65-83.pdf#search=%27%E3%83%91%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%81%AE%E8%9E%8D%E5%83%8F%E5%9C%8F%27

 

 

パナムの融像圏引用

http://panda-ort.com/28%EF%BC%8E%E7%AB%8B%E4%BD%93%E8%A6%96(%E5%A4%A7%E5%9E%8B%E5%BC%B1%E8%A6%96%E9%8F%A1%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E9%99%A4%E3%81%8F%EF%BC%89%E3%83%BB%E6%B7%B1%E5%BE%84%E8%A6%9A%E6%A4%9C%E6%9F%BB/%E7%AB%8B%E4%BD%93%E8%A6%96%E3%83%BB%E6%B7%B1%E5%BE%84%E8%A6%9A%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E8%AA%AC%E6%98%8E/%E2%97%8B%E7%AB%8B%E4%BD%93%E8%A6%96%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%81%AE%E8%AA%AC%E6%98%8E.pdf#search=%27%E3%83%91%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%81%AE%E8%9E%8D%E5%83%8F%E5%9C%8F%27

 

 

 

全く持ってまだまだ解明出来ていない事は沢山ありますが、1つ言える事はまず最初の入ってくる情報正しくなければ その後全て歪んだ情報になる という事です。そして、それを補なおう脳がいろんなあの手この手で補正をしようとする という事です。そりゃー、やっぱり疲れますよね

 

 

 

 

 

【さらにいろんな機能が働いている!】

視差によって,輻輳と同時に,調節も誘発されてピント調節する.ただ,しばらくすると,網膜像のぼけが気にならない領域が計測されており,輻輳-調節不安定な状態が続くと眼への負荷を生じさせることになる。
近見時の輻輳-調節の作動状態から20cm以内の近距離では眼への負荷が大きくなる.

     ⇩

見る力の持続は中々難しいってことですね。しかも見るという作業は意識的にコントロール出来ない部分です。だからこそ、調整出来る所しっかりと調整した方がいい って事ですね。

皆さんだんだんと近づいて本やスマホを見ていませんか?

近づければ近づける程、目への負担は増加して行きますので、お気を付けください。

 

 

 

両眼情報を融合して単一な像として見える両眼融像領域がある.
網膜中心部では1゚以下と狭く,周辺部になると数度に拡がり,大脳でも,網膜からの像情報が投射される視覚野(V1)では±1度程度の範囲であるが,行動中枢系へ伝達する連
合野(MT)では5゚に拡がり,広い実空間での安定した空間立体視が確保できる機構になっている.この融像領域は,静止刺激より急激に変化する刺激では1/3~1/8に狭くなる ことから,3D映像では動きの早い奥行き変動は,2Dの場合よりも緩やかに変化させることが要求される.この両眼視差に関連して,実空間を両眼で見る時,前方の物体で後方の物体を遮蔽する部分には,左右片眼だけから見える半遮蔽部分が発生する.また,物体間の視差の勾配が急になると,不安定な見えが生じる.このように,両眼視差発生部分近傍の非対応部分では,不安定な見え方が生じる筈であるが,実際には余り目立つことはなく,これは部分的な抑制作用や観察位置移動による平滑化などで説明されている。

 

視線ズレ5度以上になると,両眼立体視も充分に働かなくなる場合が出てくる.

       

読めば読むほど本当に緻密に我々の見え方はできるなと感心します。私達が目線でど真ん中のものを見ている時の融像域は1゚以下と狭く周辺に行くほど広くなる。しかし、動きが早いものを見るとその域は狭くなるんですって。という事はやっぱり最初の域を正しく調整しておかないと、その先動くもの見る時にはさらに追いつけなくなる!という事ですね。そして、視線のズレが大きくなると立体感も働かなくなると言ってます!!

している事まさにここなのです!!

つまりここを修正する事で結果他にもいい影響が行くのです。

だって、ズレが大きくなるとせっかく持っていた立体的に感じる機能が働かなくなるって書いてるんですよ。だから、ここを修正すれば元に戻って行けますよね。

読んでて私が非常に納得しましたし、勇気をもらえました。

そして、ここを修正しないままで生活していくと負担が増加するサイクルにハマって行くわけです。

 

引用

http://www.ite.or.jp/contents/tech_guide/tech_guide201101_201112.pdf#search=%27%E7%84%A1%E7%90%86%E3%81%AA%E4%B8%A1%E7%9C%BC%E7%AB%8B%E4%BD%93%E8%A6%96+%E7%9C%BC%E7%B2%BE%E7%96%B2%E5%8A%B4%27

 

 

 

【今回のまとめ】

・立体的に見えるパナムの融像圏というのがあってその内でもよりズレの差が少ない方1つにまとめ易い

・近くを見る時に輻輳と調節という機能が働くが、不安定な状態が続くと目への負担がかかって来る

・特に20㎝となるとその負担は大きくなる

急激に変化するものを見ると、通常正常者でもその融像域は小さくなる

・実際には不安定な見え方でもそれを部分的な抑制作用平滑化でそう感じさせないようにしている。

 

 

 

【お問い合わせ先です】

くっきりメガネにご興味のある方は

下記のフェイスブックへのメッセージが早く返信できます。

もしくは、メールでご連絡ください。

どんな些細な事でもお返事致します。

https://www.facebook.com/kukkirimegane/

 

アドレス:aivisioncenter@gmail.com

 

 

簡易検査の体験会の出張もお引き受けいたします。

ご興味のある方はお気軽にご連絡ご相談ください。お待ちしています。

 

簡易検査会を

2017715 10:00 - 18:00

岡山県和気郡で行います

詳細です。ご興味のある方はぜひお越しください

https://www.facebook.com/events/313501455766721/?fref=ts

 

------------------------------------------------------------

こちらの情報もよければご覧ください

正確な立体感を感じないと、目や脳は疲れやすくなる  

http://ameblo.jp/nounaisiryoku/entry-12290110350.html

 

実際の目の検査の手順です。

http://ameblo.jp/nounaisiryoku/entry-12266401764.html

 

快適に見えるとは…

http://ameblo.jp/nounaisiryoku/entry-12264340698.html

 

 

出来ましたら1クイックでの応援お願いします。励みになります。

  ⇩

 


健康と医療ランキング