8月12日(日)に急遽東京へ戻ることにした。一酸化炭素中毒(自称)以来イマイチ体調がすぐれないので東京の医者に診てもらいたいこともあるが、調べてみると13日(月)、14日(火)が早くも中央高速上り線の渋滞のピークを迎えるとの予想だからである。
今年のお盆は13日(月)~16日(木)だから、15、16、あるいは18日(土)あたりがピークかと思っていたが、今年は9日(木)、10日(金)を「ETC休日割引」の対象としたことから「お盆前半組」の帰京が通常より早くなっているらしい。
朝お土産用の野菜を収穫した。
(ミニトマト100個、シシトウ30本、計130アイコ 目を離した隙にそらに10個ほど食われた)
13時に別荘族ゴミ出しを済ませ、採りたてのトマトの他、Hさんのスイカ6個、老師からの餞別(大根、ナス、キュウリ)とともに八ヶ岳南麓大泉を出発した。「野菜通貨圏」からの離脱である。
勝沼ICまでは至って順調(クルマは普段より多い)であったが、その後「大月~小仏渋滞15km」のサインがあり、やがて上野原IC付近で、
「ここから渋滞 15km」のサインが出てクルマはついに停車した。
(もうちょっと進みたかった・・・)
ここからは小仏トンネルまで進んでは停まり、停まっては進むを繰り返す。体感30分、我々首輪レミングの群れは整然とトンネルに進入していく。
左:レミングの群れは粛々とトンネルへ
右:トンネルを出ると群れはあとかたもなく消えてしまった
小仏トンネルを抜けたとたん、渋滞は解消されたどころか、クルマが殆ど見当たらない状態になった。
春日三球師匠じゃないが、「先頭のやつは何してんでしょうね~」という感じ。
(「渋滞の先頭のクルマは何してんでしょうね」と「地下鉄はどこから入れるんでしょうね」が鉄板ネタ
バブル最盛期に照代師匠のご逝去で活動終了)
ハンナちゃんの家に着いたのが16時ジャスト。幸い通常より30分程度のロスである。
ハンナちゃんの飼い主さんにスイカ、ジャガイモ、トマト、シシトウ、大根、ナス、キュウリを差し上げたところ、お返しに近所の魚屋の刺身(これが旨くて評判)と梨をたくさんいただいた。
「あ~、どうかお気遣いなく」
わざわざ淹れてくださったアイスコーヒーをグビグビやりながら口だけ取り繕う私は、「骨の髄まで焼け太り体質」なのである。あ~あ。
夜は今や慣例となった早稲田通り沿いにあるネパール人経営(←こことても重要です)のインドカレー屋「ANITA」へ。毎回注文している、
海老サラダ
枝豆サデコ(枝豆と根菜類を唐辛子ソースで和えたもの)パクチー抜き
チキンセクワ(インド風(ネパール風?)焼き鳥)
キーマカレー
で、生ビールとウオッカトニックをグビグビ。
「大泉に戻ってきた~」という実感は、清涼な空気、八ヶ岳の眺望、庭の草花等、五感で感じるのだが、
「杉並に戻ってきた」という実感は、ANITAの旨いカレーを食った瞬間に舌で感じるのである。