背中がかゆい?心配ご無用~ | 八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

 私はときおり無性に背中が痒くなる。

 困ったことに胸囲のわりに手が短いので、自力ではどうしても背中を掻けない。

 私と同体型のマッコウクジラやシロナガスクジラも同じ哺乳類だから背中が痒くなるだろうが、一体彼らはどのようにして痒みを解消しているのだろうか。

 

(クジラのブリーチング 背中のシラミを取り除くためという説もある さぞ痒いんだろうな~)

 

 我が家には30年以上前に箱根だか伊香保だかの土産物屋で買った孫の手がある。

 私に限らずく多くの方は孫の手を温泉地のお土産で買うか貰うかして入手したのではないだろうか。

 何故孫の手はお土産の定番かというと、

・ 甘いもの、辛いもの等食い物は糖尿病だ高血圧だの問題があるので渡しにくい

・ 健康グッズでちょっと気が利いている

・ かさばらず、重くない

と、留守番の家族へのお土産にピッタリだからであろう。

 こうしてゲットした孫の手はまず壊れない。一生モノだ。

 高齢者世帯(全国2400万世帯)には必ず1本はあるだろうから、少なく見積もっても全国で2000万本以上の孫の手が日々活躍していることになる。

 

 それはともかく、これまでそれほど深刻な事態にならなかったのだが、今年の猛暑のせいだろう八ヶ岳南麓大泉でも無性に背中が痒くなった。

 三保の松原のお土産屋や、近所の道の駅でも孫の手は見当たらない(当たり前か)。そこでAmazonで調べてみると、昔懐かしい竹製孫の手より金属製のものが多い。

 中でも「合わせ買い商品」でなんと229円という破格値のものがあったので、さっそく購入してみた。

 

 トレードワン 「孫の手」(中国製)

(全長16~51センチ 棒:ステンレス 手のとこ:スチール製)

 

 スチール製の「手」の部分は掻き心地がとてもよい。竹製よりちょっとシャープな掻き心地。

 本体は意外にしっかりした造りで、たたむと16センチ、伸ばすと最大51センチになる。端っこにフックもついているのでペン類と一緒に胸ポケットにさしておくこともできるという優れものである。

 

 これさえあればサラリーマンの皆さんも、

・ 満員電車でモゾモゾして痴漢と間違われた

・ 経営会議の最中に身震いし、社長から「落ち着きのない男」と思われた

・ 「背中掻いて」とお願いしたら一発セクハラで懲戒処分

・ ワイシャツの襟から定規を入れてガシガシしてたら中に落としちゃった

・ 無理やり背中に手をまわして五十肩に

といった背中の痒みに由来する幾多の悲喜劇から永遠に解放されるでしょう。

 

 また、

・ 自販機の下に転がってしまった10円玉の回収

・ 壁の高い所のフックに額縁等のひもをとりつける

・ ホワイトボード、スクリーンでのプレゼン時の指示棒

・ 茹で上がったパスタすくい

などにも役立ちそうである(最後のは冗談です)。

 

(たたむと小型ボールペンよりちょっと大きい位のサイズ)

 

 この商品、背中の痒みにお悩みの諸兄にはお勧めです。

 Amazonで何かを購入されるついでに是非どうぞ。なお1個購入だと229円ですが、2個だと900円になるのでご注意ください。