～麗恋(りこ)の回想～

このような状況になっても、魂の力だけで、無意識にこのような電光石火の竜巻を放ってまでして、私💙を止めようとしているのか…💙

風華(ふうか)と雷華(らいか)よ…💙

ううっ…😢💙

温かい心を捨て、凍てついた心となり、流す涙もないと思っていた…😢💙

心の奥底までも凍らせ、決して砕けることも解けて無くなることもない揺るぎない氷のように硬い決意の麗恋(りこ)💙であったが、風華(ふうか)と雷華(らいか)の強く熱い想いに、決して溶けることのない氷の心が温かい涙となり溶ける瞬間であった

麗恋(りこ)💙は完全に温かい心を捨てた訳ではなかった

仏の心も温かい気持ちも熱い想いも凍らせ、封印していたのだ

そう

巨悪と戦う為に、冷徹なる決断をしたのは、罪もない弱者を助けたいという誰よりも燃え上がるような熱い想いがあるからなのだ

凍らせた心の奥底では静寂なる青い炎が燃え上がっていたのだ

華愛(かな)💛よ…💙

私達💙💛はなんて果報者なのだろう…💙

こんなにも熱い想いをもった家来…💙

いいえ…💙

仲間がいつも側にいてくれたなんて…😢💙

風華(ふうか)と雷華(らいか)は、いつかきっと魅彩(みさ)や咲美(えみ)にも負けないぐらいの四天王と成長するわ…💙

安心して…💙

天宮家を…💙

姉上(華愛)💛を任せられる…💙

華愛(かな)💛よ…💙

出来ることなら、ずっと一緒にいたかった…💙

姉上(華愛)💛と四天王(魅彩&咲美&風華&雷華)達と天宮家に支える者達とずっと一緒にいたかった…💙

でも…💙

もうあの日のような想いを他の誰かにはさせたくない…💙

私💙がやるしかないの…💙

許せ…💙

爆冷限界突破✴❄❄❄❄❄❄❄✴💙

麗恋(りこ)💙は絶対零度の更なる壁を越え、凍気を極限まで高めた

そして遂に電光石火の竜巻を完全凍結させ、砕かれた

銀世界も砕かれたことによって、完全凍結した風華(ふうか)と雷華(らいか)の氷も砕かれ、意識を失いながら、倒れていった

風華(ふうか)と雷華(らいか)よ…💙

貴女達(風華&雷華)なら、この未完成の大技をきっと完成させるでしょう…💙

出来ることなら、その成長した姿を見たかったわ…💙

魅彩(みさ)と咲美(えみ)と天宮家に支える者達と力を合わせて、天宮家を…💙

華愛(かな)💛を頼んだわよ…💙

麗恋(りこ)💙は巨悪と戦うという氷のように硬く冷たく揺るぎない決意の奥底に熱く燃え上がる情熱を胸に去っていった

～麗恋(りこ)の回想(終)～