水草を購入したり、もらったり、採取したり又は、別の水槽から水草をあなたが導入したい水槽へ入れる訳ですが、その時に注意すべき点や対処方法を書いていきます。

ここでは、スネールについて詳しく書いています。

 

項目
1.水槽の嫌われ者の、スネールやその卵を持ち込む可能性があります

2.スネールを増やさない方法

3.水槽にいるスネールを全滅させる方法

4.スネールを水槽に持ち込まない(入れない)対策方法

 

写真は、捕獲したスネールです。

 

活着系水草に限りませんが水草は購入後、すぐに目的の水槽へ入れてはいけない。

その理由

1.水槽の嫌われ者の、スネールやその卵を持ち込む可能性があります

 

水草の購入や他でもらってきたリ、採取したり、あなたの別の水槽から目的の水槽へ移すなど、導入予定の水槽へスネールを持ち込む可能性があります。

スネールの成体でなくても、卵を持ち込む可能性は高いです。

スネールの卵は、産んだばかりの時は、透明なゼリー状をしており、水槽のガラス面では見つけやすいですが、水草や底砂などは見つけて駆除することは非常に困難です。

卵は数日すると孵化し、水槽の中を這い回るようになり、卵を産みドンドン増えていきます。

そのようになった時の対処法や、水槽に水草を入れる前の対処法を、下記に書いてありますのでご覧ください。

 

写真は、水槽ガラス面に産み付けられたスネールの卵です。

 

チャーム本店

 

2.スネールを増やさない方法

 

スネールは水草を食べたり、大量に発生すると見栄えも悪くなりますが、水槽に生えたものや一部の水草に生えた緑色の苔を食べてくれますが、一般的に嫌いな方が多いようです。

スネールが水槽内に一旦入ってしまうと、全滅させる事が難しく、スネールや卵の付いた水草を他の水槽に入れてしまえば、その水槽にもスネールが増えてきます。

 

では、スネールを減らすには、どうすればいいでしょうか。

1.手で1匹ずつ捕まえる

これは、大量に増えてしまうと、手間がかかりすぎますし、卵が残っている可能性が高いです。

 

2.スネール捕獲器で捕まえる

多少捕まえても、壊滅には至らない。

 

3.生物兵器であるアノマロクロミス・トーマシィ(アフリカン・シクリッド)やアベニーパファー(淡水フグの仲間)等を入れ食べさせる

但し、両者とも気が荒いので混泳は、あまりお勧めしませんし、どれほどの効果があるか難しいところです。

写真は、アロマノクロミス・トーマシィです。

 

4.酸性に弱い

スネールは、弱アルカリ性の総硬度が高めを好むので、酸性に弱い。

水が酸性になると殻がカルシウム等からできている為、酸度によりますが溶けやすくなります。

但し、あなたが飼育している他の水生生物がいる場合には、その水生生物が酸性に向いていない種類が多く、スネールの殻を溶かす程の酸性の水では、あなたが飼育している水生生物や水草が入っている水槽では、やってはいけません。

やるならば、あなたが飼育している水生生物や水草をその水槽から出して行い、水草には下の方に書いている「4.スネールを水槽に持ち込まない(入れない)対策方法」を実施してください。

 

 

器具を使用してスネールを捕獲するには、私が使っているのは、スネールホイホイですが、現在販売しているところが見つかりませんが、たまにどこかで、出品されている事があるかもしれません。

餌は、付属のものがありましたが、あまり集まりませんでしたので、比較的においが強めでスネールも集まりやすい、キョーリン ひかり クレスト キャットを使用しています。

写真は、スネールホイホイでスネールを捕獲したところです。

 

キョーリン ひかり クレスト キャット

GEX 貝とーるの付属の餌がなくなったら使用するといいでしょう。

(画像をクリック・スマホはタップすると商品の詳しい情報や購入もできます)

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GEX 貝とーる

スネールホイホイに近いので、餌を入れて待つだけです。但し、小型魚が入って出られなくなる可能性がありますので、入れそうな魚がいる水槽では、使用しないようにしましょう。

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水作 貝転キャッチャー

ガラスを這っているスネールを捕まえるのに有効です。

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等がありますが、飼育魚を入れたまま全滅させるのはまず無理です。

スネールの成体を運よく全部捕獲したとしても、卵を産んでいる可能性が非常に高く、そのうちに稚貝が水槽内を這い始める事になります。

 

3.水槽にいるスネールを全滅させる方法

 

スネールを完全に根本的退治するには、飼育している生物を取り出し、水槽をリセットし、水槽や器具類、流木、石などに付いているスネールや卵を残さないように排除し、底砂や流木、石などは、捨てるのはもったいないので、煮沸消毒すると死滅させることができます。

但し、ソイルは煮沸消毒すると、ソイルの種類によりますが崩れる可能性が高いです。

水槽や器具などで、卵の付いたものは、傷がつかないヘラや、割りばしなどでこすって落とします。

完全に落としてしまえば、また使用できます。
その水槽に入っていた水草などの煮沸消毒に耐えられないものは、廃棄する必要があります。

 

4.スネールを水槽に持ち込まない(入れない)対策方法

 

一旦入ってしまったものは色々対策方法を書いてきましたが、やってみて無理ならリセットするしかありませんが、水草を入れる前なら、「水草その前に」の使用をお勧めします。

 

農薬、スネール、プラナリアの除去に!

水槽内に持ち込みたくない残留農薬、スネール、プラナリア、ヒドラ等を駆除するのにオススメのセットです。

水草を導入前に「水草その前に」を、水草導入後に「プラナリアZERO」を使用することで駆除が困難だった各種害虫を防ぐことが出来ます。

スネール自体は、取り除いておきましょう。

見落としやすい、スネールの卵の除去は可能です。

 

残留農薬、スネール、プラナリア、ヒドラ等を駆除するのにオススメのセットです。

水草害虫駆除セット 水草その前に 1g×3袋 + プラナリアZERO 15g

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スネールの卵や残留農薬には、これを使用 ! !

水草表面の残留農薬、付着生物(貝の卵など)、腐敗菌などの汚れを落とします。

水草その前に 1g(2L用)18個セット

 1個での販売もあります。
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活着系淡水水草については、

活着系淡水水草について(カテゴリー)
をご覧ください。

 

ウィローモスや根のある活着水草について活着(着生)方法と手入れ方法を知りたい方は、
「ウィローモスや活着系水草の活着(着生)方法と手入れ方法」
をご覧ください。

 

私のホームページに、「ウィローモスの活着方法」に特化して詳しく書いていますので、ウィローモスだけをあなたが活着させたいとお思いでしたら、

ウィローモスの活着方法

をご覧ください。

 

 


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