みなさまご無沙汰です。

掛け持ちバイトで画廊に勤めるようになり、
いろんな方との繋がりが生まれ、作品に触れる機会が増えて、今まで子育て優先でずっと抑えていた描きたい気持ちがムクムクと。
最近は絵を描く事に時間を割くようになりました。それで、ブログがお留守状態に・・
なんと半年ぶりの更新


2018年7月7日(土)
西日本豪雨で実家が被災しました。
(私の家は実家の近所にありますが、高台に建っているため難を逃れました。)

7日早朝、市内に避難指示の防災無線が鳴り響き、水が迫る中、息子2人と一緒に実家へ両親の手伝いと救助に歩いて向かいました。
思い付くものを必死に2階に運び、貴重品を紙袋に詰めて抱え、水圧で開かない玄関のドアを全員でこじ開けて、太ももまである水の中を歩いてなんとかぎりぎり避難。
母が忘れ物を思い出し戻ろうとするのを止め、急いで逃げました。初めて体験する恐怖でした。

浸水から一夜明けて実家へ。
玄関のドアを開けると愕然とする光景でした。

座敷


ダイニング




居間




お風呂

水で浮いたり流れた家具が天井まで重なりあっていて、どこから手を付ければいいのか・・。
72歳の両親にとっては、
生きていく気力を失う光景。
1階にある全ての物を失い、大切な写真やビデオも泥まみれで、家族全員涙が出ました。
それでも気持ちを奮い立たせ、片付けを開始。
追い討ちをかけるように断水。
泥を洗い流す事もできず、猛暑の為、畳に染み込んだり、タンスや冷蔵庫に入り込んでいる汚水が腐り始め、ひどい悪臭でした。
飲み水は給水所でなんとか入手。
もったいなくて手は最低限少量の水で洗いました。
近所では片付けの最中に熱中症で倒れ、救急車で運ばれる人も。

一緒に働いていた私の職場の仲間が1人、この豪雨で発生した土砂崩れに巻き込まれ、家ごと流されて亡くなりました。金曜日の夕方、帰り際に『お疲れ様でした〜また来週!』と声をかけあったのが最後の言葉でした。突然の別れに言葉を失い、とてもショックでした。

毎日毎日片付けに追われました。
あれから1カ月が過ぎましたが、まだ元の生活には戻っていません。行政も頑張ってくれていますが、あまりに被災範囲が広過ぎて、保証される金額がまだ手元に来ないために、身動きが取れないからです。
みんなで頑張ろう!の旗や張り紙を街の至る所で見るようになりました。
まだまだ時間はかかりますが、
めげずに、くじけずに、頑張っていきます

長くなったので〜
ノアさんのお誕生日は②に続く・・・。
見てね