自治会で自主防災の会議がありました。
災害が起きたとき、とくに高齢者や障害者など自力で避難が難しい方の所在地確認や、安否確認や避難支援などをどういった体制で行うかが話し合われました。
うちの自治体はとにかく高齢者が多い。独居も多いし、同居でも高齢世帯だったり。
その中で、避難させる基準について質問があったけど、結局、役員の方は明確に答えることができず「状況を見て」というのが精一杯でした。
これは確かに難しいです。
災害が起きて、支援を必要とされる高齢者の家に支援者が出向いたとき、支援者は何をどう判断して、指定避難所に連れて行くのか。
また、連れて行かなくてはいけなくなっても、本人が家から離れたくないと言ったら諦めて置き去りにするのか。連れて行く途中に事故にでもあったら責任を問われるのか。
判断も難しいし、責任も重大。
これを役員のみならず、自治会内のエリアごとの自治委員さんにも行ってもらうのだから、自治委員さんとしては明確な基準やマニュアルが欲しいと思うのは、当然だろうと思います。
そして、できれば、やりたくないと思うことも理解できます。
そんな議論が繰り広げられる中で、ふと思いました。
※ここからは白熱した議論中に頭の中で考察していた内容
まずは、基準。設けるなら、「家の中に留まれない状況」が避難の対象になるのではないかと。
豪雨や台風が来ても、家屋に雨漏りや浸水、倒壊、破損等がなければ、そこに留まっておけるから、無理に連れ出す必要はない。
そう考えると、避難支援が必要なのは高齢者など「自力で避難が難しい方」ではなく、「被害が発生しそうな家屋」ではないかと。
つまり、鉄筋の頑丈な豪邸に住む高齢者よりも、築50年のボロボロ木造住宅(うちの実家!?)に住む人のほうが、危険度は明らかに高いので、気にかけなければいけないのは後者のほう。
であれば、共有すべき情報は、高齢者や障害者の一覧も大事だけど、それ以外に家屋の構造や築年数。それを踏まえて危険度も示しておくと、避難支援の優先順位が付けやすいのではないか。
ちなみに、我がゼロキューブは、サイコロ型なのでとっても頑丈。しかも安い!
いま紹介すると現金がもらえたりするキャンペーンもある(⇐話がずれていく、、、)。それとなく、この会議で言ってみたい、、、。
よし手を挙げて、このことを提案してみるか、、、
※議論中の考察おわり
役員など司会進行役の方を見ると、白熱した議論に若干、疲弊している様子。
ここで、ちゃぶ台をひつくり返すような提案でもしたら、それこそ進行役さんがひっくり返りそう。
ということで、この考察はしばらく温めておこうと思います。
ただ、個人的に気になるので、この会議で配布された支援が必要な方の家屋を、一度、見に行って、自分なりに家屋ごとの危険度も記録しておこうと思います。