こんにちは~、Tomyです。

日本ダービーの有力馬考察をしていきます。
記事の最後には、枠順確定前段階での狙ってみたい穴馬
についても書いていますので、ご参考までに!!

ここでは、皐月賞組の6頭に加えて
弥生賞からの直行となるワーケアを取り上げます。

それではいきましょう。

◆ガロアクリーク 川田騎手(替)
皐月賞に関しては、ペースが合わないかなぁと思って
完全に軽視してしまったのですが、結果は3着。
過去の戦績からして、スローでないと厳しいと感じていた
だけに、漁夫の利的な3着とはいえ評価はすべきかなと。
上位2頭に真っ向勝負を挑んだら、、ちょっと厳しいとは
思える着差ではありましたが、再度漁夫の利狙いなら。
他の馬に先着出来る力はあると前走で証明できているので。
ダービーで「キンシャサノキセキ産駒」というイメージは
全くありませんが、それは距離の印象からでしょう。
ただ、ダービーというのは、1800mの重賞を勝てれば
十分勝負になるレースなので単純には決めつけないほうが
良いでしょうね。スローからの瞬発力勝負は得意ですから
特にそういう展開ならチャンスは有ると思います。
とはいえ、乗り替わりはまず勝てないのがダービー。
もし重い印を打ったとしても、あくまで2,3着狙いで。


◆コルテジア 松山騎手
前走の追い切りは差す競馬の練習に見えましたが
実際のレースでもそういう競馬をしてきましたね。
結果は7着という地味な着順でしたが、内容的には
悪くなかったと思いますし、松山騎手も上手に立ち回った
印象はあります。ただ、ここも差す競馬を選択したとすると
地力的にちょっと足りないかな
、と思うのでどちらかと
いえば、秋以降のための経験として捉えたいですね。
競馬ぶりは非常に素直で、良い馬だと思いますよ。
それにしても、この馬ってデビュー戦以外は全部内枠
なんですねぇ。例えばダービーで「1枠1番」を引けたら
切るのを躊躇するかもしれません。
もちろん、馬によるところはありますが、有利なのは
間違いないですからね。もしそうなったら検討します。
先週は「チーム岡田」の一員としてオークスを勝ちましたが
今週は「チーム前田」です。今年の松山騎手はかなり波が
来ていますからね。引っ張りだこです。

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◆コントレイル 福永騎手
正直言って皐月賞は侮っていました。
同じ「1枠1番」でもダービーと皐月賞では天国と地獄。
それくらい差のある致命的に悪い枠だと思っています。
皐月賞では馬場が悪かった内側であまり進んでいかなかった
そうで、後ろに下がってしまいましたがそのあとの
レースぶりは見ての通りです。
昨年のサートゥルナーリアが勝った皐月賞と比べても
2着馬との「差」を感じました。強すぎます。
ダービーも何か不安要素が無いかと考えてはいるのですが
今のところほとんど何もありません。道悪くらいか。
むしろ、調べれば調べるほどプラス材料しか出てきません。
いや、粗探しをするほうがナンセンスなのかも。
ちなみに、皐月賞で1枠に入っただけでダービーの成績が
ズバ抜けて良くなります。皐月賞の結果は関係なく、です。
これは不思議ですが、要は皐月賞で1枠なのに人気になる
ほどに強い馬ということなのでしょう。
3年前まだなら「福永騎手か…」と尻込みしていたかも
しれませんが、まあもうそんなことは無いですね。
8枠でダービーを勝った素晴らしい腕の持ち主です。
さすがに今回は重い印(打ちます。たとえ大外18番でも。


◆サリオス レーン騎手
初めてマイル以外の距離を使った皐月賞では2着。
3着以下にはかなりの着差をつけており、地力の高さは
間違いなく世代屈指だと思います。
皐月賞で負けた要因として「手前替えをしなかった」と
いうことを挙げる方も居れば「馬場の悪い内を通した」と
言う方も居ますが、それを差し引いても内容的には
コントレイルのほうが強く見えてしまいました。
さて、舞台は得意の東京に変わりますが、ここで逆転を
出来るかどうかというのは非常に難しいお話ですねぇ。
なぜなら、コントレイルも東京で物凄いパフォーマンスを
出しているからです。中山だったらどちらかといえば
サリオスのほうが有利だったかなぁと思うところも。
枠もこちらが4枠で悪くないところでしたし、輸送面でも
こちらに分があったハズですから、全てを相殺しても
コントレイルのほうがやはり上な気が…。今のところはね。
パワーはあるので、道悪でも大丈夫だと思いますが
気になるのはエンジンの掛かりが速くないことですね。
これは皐月賞でも垣間見えたところです。
少なくとも、コントレイルより前で競馬しないと
逆転の目は無いと思います。ただ、それは目標にされる
ということでもあります。強いのは間違い1頭ですが
ここで本命…というのは私の中では無いと思います。
サリオスが1枠1番、コントレイルが8枠18番とすると
ちょっと考えるかもしれませんが。


◆サトノフラッグ 武豊騎手(替)
皐月賞では正攻法の競馬で、サリオスを目標にして
真っ向勝負に出ましたが直線で伸びきれずの5着。
枠はそんなに良くはないと思いましたが、それを加味しても
正直、拍子抜けしてしまった感じでしょうか。
追い切りの動きは抜群に良く見えましたし、少なくとも
調子が悪かったということは無かったハズです。
もしかしたら「調子が良すぎて」スイッチが入るのが早く
消耗に繋がってしまったのかもしれません。
端から見ればそうは感じなかったのですが、敗因らしい
敗因が分からないのが、ここでの不安要素
でしょうか。
東京コースに変わることはこの馬にとってはプラスで
乗り替わりといっても、武豊騎手とは初コンビでは
ありませんし、むしろ手が合っているかもしれません。
マーフィー騎手が「ダービーを取れる器」と評しただけに
その言葉が脳裏から離れませんが、時系列をよく考えれば
コントレイルの強さを知る前の発言でしたね。
だからといってこの馬が駄目とは限りませんが
舞台が変わってどこまで巻き返せるかは何とも言えない。

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◆ヴェルトライゼンデ 池添騎手
皐月賞では8着でしたが、3着のガロアクリークとは
0.5秒差ですので、そんなに悪い競馬ではなかったです。
先行力を活かしたい馬なので、ある程度の位置に
つけられなかった時点でアウトだったかなぁと思います。
まあ枠も枠だったので仕方ないといえば仕方ないのですが。
皐月賞の前に書いたかもしれませんが、ダービーよりも
皐月賞のほうがチャンスだと思っていた
ので、正直なところ
個人的なトーンは下がってしまいました。
単純な速いトップスピードを求められがちなダービーで
どこまでやれるか、と言われればやや微妙なところ。
春初戦のスプリングSでガロアクリークに負けた要因は
スローからの瞬発力勝負でのキレ負けでしたしね。
ただ、ちょっと気になるのは、今の東京コースは
「ステイゴールド系産駒」が結構馬券に絡んでいること。
NHKマイルではオルフェーヴル産駒のギルデッドミラー、
オークスではゴールドシップ産駒のウインマイティーが
それぞれ3着に好走していますから、ひょっとすると…?
そのためには、まずここで先行していけるかどうか。
枠の並びも重要な1頭だと思います。
父ドリームジャーニーは皐月賞はこの馬と同じ8着、
ダービーは5着でした。息子はどうでしょうか。


◆ワーケア ルメール騎手
皐月賞トライアルで好走したのに皐月賞を自らパスして
ダービーへ向かう。正直このローテーションは嫌いです(笑)
いや、ダービーは誰しも目標にするレースですけども
使えるのなら皐月賞とダービーどちらも出てこそ価値が
あるというか、敢えてパスしてほしくは無いです。
例えば、2018年のダノンプレミアムのように
やむを得ない事情ならともかくとして………。
馬の話に戻しますが、中山での2戦はズブさが垣間見え
東京コースに照準を合わせてきたのは分からなくもない。
ただ、冷静なことを言えば東京で2戦2勝しているとは
いっても、勝って当たり前のメンバーとも言えます。
皐月賞を使っていない分、体力的には余力があるのかも
しれませんが、逆に「皐月賞での経験値」を得られなかった
というのが仇となる可能性もかなりある
と思います。
厳しいレースを経験したことは無いですし、最大でも
13頭立てしか経験していませんからねぇ。
休み明けでいきなりダービーを勝てるほど甘くはないのは
2018年に嫌と言うほど思い知らされましたしねぇ。
実際、フサイチコンコルドが勝った96年を最後に
「中8週以上」で馬券に絡んだ馬は20年以上居ません。
人気次第では、嫌いたい1頭です。

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「前走皐月賞4着以下」の巻き返しは、過去10年で7頭。
このうち、皐月賞上がり6位以下は(0-0-1-40)となっていて
かなり厳しい成績一方、5位以内なら(3-2-1-11)ですから、
一縷の望みありそうです。
皐月賞も印は打ちましたが、位置取りも不本意だったように
思います。自分のかたちではなくとも最後はジリジリと
詰めてきている点を再評価。
レース後の鞍上コメントは
 「馬場も小回りも合わなかった
いや、、、先に言ってくれ!!(笑)
もっとも、言い訳が少し入ってるかもしれませんが、
確かに成績的には東京のほうが良いとも取れます。
前走は「テン乗り」だったのも情状酌量の余地はあるかな。
今年は、コントレイルとサリオスの強さが際立ってしまって
相手探しを無理矢理してる感も無いことはないですが
とはいえ、競馬には絶対はありませんからね。
もしかしたら、2頭の間に割って入る可能性も……。
まさか頭までは無いとは思いますけども……。
枠は、、、大外とは言いませんが、少し外目が欲しい。


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