アメリカのシアトルの小さなコーヒー会社がいかにして世界的な大企業になったのか。
CEOのハワード・シュルツ氏が自らの半生と成功の軌跡を語る。
小売店では「現場で働く人」が全てであると考えさせてくれる1冊でした。
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●会社の価値観を合わせる
起業家はどんなに目先の業務が忙しくても、会社の立ち上げ時には価値観や理念を組織に浸透させるべき
正しい社内文化の確率が成功につながる
●第3の場所を提供
「手に届く贅沢」 自分へのちょっとしたご褒美
「普段の交流の場」 寛いだ場所で話したい欲求を満たす
●パートタイマーに健康保険制度を適用
パートに対して正社員と同レベルの健康保険を適用(80年代では稀)
離職率が大きく低下し、モチベーションアップ。最終的に顧客満足度につながる
●社訓を基盤に
社訓に沿わないと思った決定に関して、社員は経営幹部に対して意見書を提出できる
●自己改革のタイミング
一定以上の成功すると、権限を委譲し、経営者から指導者へなる必要がある
指導者の役目ははるか遠くを見渡し、戦略を立てていくこと
●ブランディングに巨額の広告費は不要
製品が本物 社員が情熱を抱く価値が会社にあれば広告は不要
社員の育成に注力することで最終的に顧客の満足度につながり、徐々に口コミで広がる
●チームでの勝利を
1人の人間の努力は限られている
事業を通して多くの人々の力を結集して獲得した勝利の意義は大きい