二歳の子供が無事に救出されたニュースに感動の涙した真夏の出来事に奇跡は有るんだと改めて知らされました。
私も子供の頃に同じ体験をし、会津の山中で町中に大騒ぎと迷惑をお掛けした事をこのブログに書いた事が有りますが、その時は小学校の2年生の時で、岩魚取りに一人で沢に入り周りが暗くなるまで時間を忘れ、モズの鳴き声で心を静めた想い出が蘇りました。
モズと会話をしていると遠くから「お~いみのるッ・・・何処に居るんだッ・・・お~いみのるッ」と懐中電灯を下げて探しに来た近所のねぇさんの声を聞いた時は「助かった・・・」と言う安堵感と「怒られるだろうなぁ・・・」と言う罪悪感で声を上げる事が出来ずにいましたが、そんな不安も助けられた時に「無事で良かった・・・心配したんだよ」とハグしてくれたねぇさんの身体の震えていた事は忘れる事は出来ません。
沢から降りての帰り道を照らしてくれる月の明かりがサーチライトより明るく感じたのは思い出だからかも知れませんが、悪ガキの私もこの歳まで生きて来れた事に感謝しています。
さて、また1頭質問馬が増えての12頭と成りましたが、先週の競馬教室でも解説した競走馬のホルモンとの関係の復習に成りますので急遽、本日はテーマを変更して解説したいと思います。
セン馬には大きな特徴が有る事は先週も解説しましたが、質問を戴いたアストラエンブレムもセン馬でまったく同じ特徴を持っております。
ただ違うのはこの馬がセン馬に成ったのは4走前の毎日王冠(G2)後で5ヶ月間の休みを取り、馬体を緩ませて+8kで出走して来た訳だがセン馬は馬体を大きく減らした後に走り出す特徴がある。
現に叩き2走目のメイSで-18kはセン馬として成功した証で、3走目の巴賞二着はフロックでもなければ相手に恵まれての好走でも何でも無く、これがセン馬の特徴でもある。
この馬はデビュー以来17戦消化しているが、その内5着以降に着順を落としたのは去勢前後の2走だけで敗因はホルモンのバランスが崩れた時だけである。
しかも勝ち馬との差は17戦すべてが09秒以内と言う実力馬でセン馬として復活の狼煙を上げた今、負けても09秒以内の競馬をしても不思議では無いし、大駆けの大変身しても驚けない裏付け・根拠がここにあると言える。
デビュー戦でJR馬としてランクインした馬で、セン馬でジャパンC(G1)を制したマーベラスクラウン・レガシーワールドも同じパターンでもある。
正に今回買わずしていつ買うのかを問いたい1頭でも有る。
この項、続く。