コンチェルトというと

ソロ楽器が技巧をひけらかし、華を持たせまくり…

という印象なのですが、

グラウプナーは音符は細かくて

入りきらないくらい速いのは技巧的ですが

結構単純な感じで、山場も特に無く

進んでいく…

的な感じで、どう捉えて良いか…

非常に悩みました。

でもソロが単純ならテュッティ(合奏)がオイシイに違いない…

と思って、スコアとソロパートを交互に眺め…

やっぱり‼️

私は合奏を伴奏でなく

華々しくやってもらう所を何箇所もお願いしました❣️

最初は皆もいやいや、ソロがもっと弾いてくれないと…

と言って躊躇していたのですが、

やってみると段々その面白さに気づいてくれて、

(とはいえ、やはりソロとのバランスも大事) など色々調整して

やっと理想の形になりました✨✨

そのうち逆に私も盛り上がりたいかな、という所も、ここは私達に任せて❣️

と合奏の皆さまに言われるくらい(^^;;❣️

私も理解しづらい所はとにかく

合奏のパートに習え…と思って

合奏パートの構成や弓の速度などを意識しながら、を心がけました。

私としてはその曲作りがしっくり来るイメージでした✨✨

お陰様でソロは拙いのですが、

バロックランチの仲間達にも楽しかった❣️

と言ってもらえたし、

お客様にもアンケートで何人も

気に入った曲に選んで頂けて

地味な楽器の地味な曲の作り方

に共感してもらえた✨✨

と私としてはとても嬉しかったです💕💕

この曲のお陰で

バロックと、これ以後のクラシックとの

弾き方の大きな違いも

本当の意味で理解出来た気がします。