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誰もが完璧な存在です。
宇宙の視点で見るなら
あなたはいつも完璧だと
気付くでしょう。
あなたはいつも「完璧」を
目指して走り続けていませんか？
自分の不足や欠点を見つけては
そこを無くそうとして
いるのかもしれません。
でも、気付いて下さい。
あなたは既に
「完璧」という場所
に立っているのです。
「完璧」という地点が
遥か遠くにあるというのは
幻想なのです。
もう、必死に追いかける
必要はありません。
よ〜くみてください。
あなたは完璧な存在です。
もし、あなたが「あなた」を
不完全だと感じているなら
それは、世の中の
「こうあるべき」という基準と
自分を照らし合わせているだけ
ではないでしょうか？
何が出来る出来ない
何を持っている持っていいない
何が成功した失敗した
何を成し遂げた成し遂げてない
何がどうであろうと
あなたが完璧でないという
理由にはならないです。
ただただ、あなたという存在は
完璧以外にありえないのです。
完璧になろうとする限り
あなたは自分を不完全だと
感じ続けることになります。
自分が完璧だと気付いた時…
今の自分にオッケーを出した時…
「完璧」という幻想を
追いかけまわす忙しない
日々が終わるのです。
今の自分を完璧だと認めて
あげて欲しいのです。
「〇〇が出来るようになったら…認める」
「〇〇を手に入れたら…認める」
ということではなく
「あ、これで
いいんだ〜」
そんな風に、そのままの
あなたを許し受けれて
あげて欲しいのです。
誰もが完璧だと最初に
言いましたが
世の中の基準で考えるなら
後にも先にも完全無欠な
人などどこにもいません。
なぜなら、長所と短所は
表裏一体だからです。
例えば、とても明るくて
社交的な人を素敵な人だと
感じる人もいれば
そういう人を騒がしくて
馴れ馴れしい人だと
感じて嫌う人もいる。
反対に
暗くて、人と接するのを避ける
傾向がある人を嫌がる人もいれば
そういう人を物静かで知的だと
感じて魅力的に感じる人もいる
お金持ちを素晴らしとする人も
いれば、ダメだとする人もいる
貧乏をダメだとする人もいれば
美徳を感じている人もいる。
これに気づけば、世間が考えるような
「完全無欠」な人など存在することが
できないと気付けるはずです。
結局、多くの人が
「完璧」と呼ぶものは
自分自身が「こうあるべき」
「これが素晴らしい」と
信じている型でしかない。
あなたは自分で作り出した型に
追いかけ回されていませんか？
そんなものに追いかけられる
必要はありません。
もう、あなたが不完全
であるという幻想から
抜け出して下さい。
あなたは既に完璧なのです。
そのままで完璧なのです。
もちろん、これは「変わらないで」
と言っている訳ではありません。
変わりたいなら
変わってもいいんです。
「もっと、こうなりたい」と
純粋に思うものがあるなら
そのように自分を変えて
いくのも楽しいですよね。
でも、その「もっとこうなりたい」は
変な価値観から生じるものではなく
内から湧き出るもので
あって欲しいのです。
誰もが不完全な存在に見えて
本当は誰もが完璧な存在なんだ。
「不完全」を許せば許すほど
既に完璧だったことが分かってくる。
自分が不完全であることを
許してみよう。
他人が不完全であることを
許してみよう。
きっと、そこにはとても
優しい世界があるから。
いまのり
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