GERBERA PARTNERSブログ

マイナンバー|マイナンバーカードの健康保険証利用

2020/11/20

Q、マイナンバーカードが健康保険証として使えると聞きましたが、いつから使えるのでしょうか?

   A、マイナンバーカードの健康保険証利用は2021年3月より開始予定です         

解説(公開日:2020/11/20  最終更新日:2020/11/17 )

 

2021年3月から、順次マイナンバーカードが健康保険証として利用できることになっています。その申込みも開始されており、詳細はマイナポータルのホームページに掲載されていますが、概要は以下のようなものです。

 

1 メリットは?

  1. 1. 就職・転職・引越をしても健康保険証の発行を待たずにマイナンバーカードで受診できます。なお、マイナンバーカードの健康保険証利用が開始されても、今までの健康保険証も使用できます。
  2. 2. マイナポータルで特定健診情報や薬剤情報・医療費が見られるようになります(2021年10月から予定)
  3. 3. 医療費控除が便利になります。マイナポータルの活用で、自分の医療費情報が確認できるようになるので、確定申告の際に医療機関等の領収書がなくても手続きができるようになります。(2021年頃予定)
  4. 4. 窓口への書類の持参(一部)が不要になります。
  5.  例えば、今までは高額な医療費が発生する場合、「限度額認定証」というものを発行して、医療機関に提出することで対応するケースが多かったのですが、今後はオンラインの資格確認により「限度額認定証」の提出が不要となります。
 

2 使い方は?

医療機関や薬局でマイナンバーカードをカードリーダーにかざすだけで使えます。オンライン資格確認が導入されている医療機関・薬局では、マイナンバーカードを持参すれば健康保険証がなくても利用できます。

医療機関や薬局は、マイナンバーカードをかざした後、顔写真で本人を確認します。※もしくは4桁の暗証番号を入力する方法もありあす。

 

また、医療機関や薬局が12桁のマイナンバーそのものを取り扱うことはなく、マイナンバーカードのICチップ内の利用者証明用電子証明書を利用します。

 

ただし、オンライン資格確認が導入されていない医療機関・薬局では、引き続き健康保険証が必要です。

 

3 健康保険証として使用するには事前の申し込みが必要

下記を準備して、マイナポータルより申込みをします。

  1. 1. 申込者のマイナンバーカード+数字4桁の暗証番号(パスワード)
  2. 2. マイナンバーカード読取対応のスマートフォン(またはPC+ICカードリーダー)
  3. 3. 利用するブラウザ用のマイナポータルアプリのインストール
 

4 その他

2021年3月より開始予定ではありますが、すべての医療機関、薬局で一斉にマイナンバーカードが使用できるようになるわけではありません。

厚生労働省は、現在マイナンバーカードを健康保険証として利用できるよう、医療機関・薬局のシステム整備を支援しており、「2023年3月末には概ね全ての医療機関等での導入を目指す」こととしています。

 

以上、うまく活用できれば便利なシステムですが、健康保険証のマイナンバーカード使用に疑問を持つ考え方も存在します。厚生労働省には情報漏洩のリスクを十分考慮したシステム構築をして頂きたいと考えております。

     

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