「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆親しき仲は黒電話◆   4184

2018-12-14 16:03:18 | 老後の日々

しもし、翁君、磯部(高校仲間)だよ、暫く、声は元気そうで、ハハハハ。いやあ、山仕事も畑仕事も体が言うことを聞かないで、今年は秋蕎麦も作れなくてね。シイタケは3年前に止めたし、烏骨鶏を飼ったらイタチにやられて、ファハハ』
うも、元気かね?。訪ねようと思って心にはしていたが、出かけられないで。あなたの所は標高が400メートルの南向き山の斜面で、1年中微風があって霜は降りないそうだが、こっちは霜で朝は凍えるようになって来たよ、ハハハハ』
こから4キロほど先に北限の観光みかん園があるので、試しにみかんの木を植えてみたら、今年は30個ほど収穫出来て、美味かったよ、ハハハハ。何か皆さん(同級生)の情報はあるかね?、一緒に旅行をした仲間の女性の3人が亡くなった?、知らなかったわ』
なたの所は地形的にもみかんの栽培が出来るだろうな、俺の所は甘夏もキンカンも駄目で。冬野菜は作ったかね?、ならば大根と白菜を貰いに行くかな?。先日デパ地下で照子さんにあって、知子さん、菊江さん、昌子さんが亡くなった話を』
週間ほど前かな、池本君から電話があって、時々医大であなたに会うそうだが、同窓会を開こうと何人かに相談をしたが、あまりやる気がなさそうで諦めたそうだわ。来週出かけて来る?、蕎麦粉とシイタケは近くで探してみるわ。みかんは食っちゃったよ、ハハハハ』

                               

あとがき==親友と久しぶりに近況を報告し合うのも老後の楽しみ、気持も若返り思いでも蘇ってね、ガハハハ==放念の翁

 

 


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2 コメント

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友人 (おばさん)
2018-12-14 21:27:51
若い時の友人は打算なくそこに身を
置くことが出来 尊いと思います
最後の職場の皆さんとは年2回は合い
近況報告をしあっています
有難いです
愉快な仲間 (放念の翁)
2018-12-15 06:53:41
おばさん 様

同級生は気心が知れていますから、学生時代のま
まの雰囲気に直ぐに入り込み会話が出来ます。
親友ともなると尚更で、近々に友人宅を訪ね、炬燵の中で半日過ごして来ます。

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