昨日あるビジネスセミナーに参加してきた。





その講師は商業出版も数冊出している経営コンサルタントだ。





事前にウェブサイトやブログで姿、顔はわかっている。





本も読んで人となりはわかる。





会場に少し早めに着くと、ロビーでその人をチラリと見かけた。





割とラフな格好で、というかラフすぎる格好で誰かと談笑していた。





なんとなく着古したTシャツに家着のようなズボン。





そんな恰好はどうでもいいのだが、そのあとルームの入口で受付を済まし
席に着いていると・・・





その講師がおもむろに入ってきて準備を始めた。





さっきの格好のままだ。





「えっ！着替えないの？」って思ったがそのままセミナーがスタート。





最近のセミナーは講義を撮影して、二次利用で売りつけるのが常識だが、
こんな格好で写っても平気なんだ・・・






セミナーの内容云々よりそっちが気になって。





なんか我々参加者が格下に見られてるみたいだよな。





僕は参加費を払って来てるの。





いうなればお客。





そこんところにこの格好かよって。





確かに、ある一時期からこの連中やIT関連の経営者は「子供が着るような服」で
登壇するようになった。





常識のかけらもない。





外国人の影響も多分にある。





日本人はモノマネが多いからね。





いや、見た目はどうでもよくって話す中身が聞きたいって人はそれはそれでいいだろう。





そんな容認派は一定数いる。





でも僕は理解できないし嫌だ。





「お客様には第一印象が大事です」って当たり前のように言ってるけど、あんたらは
いいんですかって。





僕に言わせればこの時点でもはやすでに第一印象レッドカードでしょ。





それでもいいって人がまた参加するんだろうなあ（笑）。





僕はもう御免だけど。





総理大臣が国会の答弁で、髪の毛寝ぐせのまま大事な話をしても説得力ないでしょ？





セミナー講師をやりたいと思ってるから勉強のために参加したけど、でも
これはこれで勉強になった。





反面教師ってことで。





やっぱり中谷彰宏さんのような一流の人とは差が歴然とある。





しょうがないか。





人は好きずきがあるからこそ、ファンが付きゃあ飯が食えるんだなあ。





変わった商売だよ。





セミナー講師って。





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