ポンポン山ランニング

Pocket

吉見観音

長年埼玉に住んでいるので、埼玉県内の低山はなんとなく知っているつもりでいましたが、吉見町にポンポン山という名山があることは知りませんでした。

季節も秋めいてきたことですし、トレランがてら行ってみようと、東武東上線に乗り東松山駅に降り立ちました。

情報によると、高負彦根神社(たかおひこねじんじゃ)を目指せばポンポン山にたどり着くらしいので、駅からゆっくりとジョギングしながら神社を目指します。今回は「ヤマレコMAP」アプリがApple Watchに対応しているので、地図を事前にダウンロードして利用しようと思っていました。手元で地図を確認できるなんて素晴らしすぎると思ったのですが、いざ使おうとしてみたところApple Watchの小さい画面(44mm)では地図をみる気になれませんでした。ということで結局は、「迷った時はiPhoneを取り出し、iOS版のヤマレコMAPで確認する」といういつものスタイルです。まあiPhoneはトレラン用リュックの胸ポケットに入れているので取り出すのには苦労しませんし。

9月も後半とはいえ、日中はまだまだ暑いです。日差しを遮るものがなく、アスファルトからの反射熱もあるとなおさらです。ポンポン山へのアプローチはほぼほぼ普通の公道で、たまにハイキングコースっぽい小径が出てくるのですが、あまり人が通らないのか蜘蛛の巣だらけで結構萎えました。そしてポンポン山は標高38mと聞いていたので対して登らないのだろうなと思っていたのですが、東松山駅からポンポン山までのアプローチで案外アップダウンもあり、かなり体力を持ってかれました。

八丁湖を過ぎたあたりから、やっとトレランっぽい雰囲気になってきます。木陰の道が気持ちいいぜと思っていたら、黒岩横穴墓群というなんともひんやりとしたネーミングの場所でした。一人だと少し心細い(怖い)ですね。

そんなこんなで駅から7,8km地点くらいでしょうか、高負彦根神社に到着しました。長い長いアプローチも終わり、ここからポンポン山登山が開始です。

せっかくなのでGoProで登山の様子をTimeWarpで撮ってみました。

そう、一瞬です。一瞬で登頂できます。

ここが頂上なの?って少し不安になりあたりを探してみましたが、見渡す限りこれ以上高い場所は見当たりません。さすが標高38mです。

でも見晴らしは悪くはありませんでした。さすが埼玉が誇る名山(迷山?!)です。

ちなみに、ポンポン山の由来ですが、山頂手前の地面を強く踏むとポンっと音が発せられるからとのことで、自分も10分くらい色んな場所を強く踏んだり飛び跳ねたりしたのですが、結局音は鳴らず。蚊がたくさん寄ってきてしまったのであえなく退散しました。少し、いや非常に残念でした。(後で考えると場所が違っていたのかも。神社の看板に載っている写真)

さて、ここから東松山駅へ帰ります。少し疲れていたので、Google Mapアプリを使って最短徒歩ルートを選択し、ナビしてもらいながら走りました。バッテリーを気にしなくて良いならばコレが1番楽チンなスタイルですね。

駅の近くのコンビニで、最近定番になりつつあるザバスのミルクプロテインを購入し、本日のトレイルランは終了。というかトレイルはほとんどなかったので、ただのランニングでしたね。ゆっくりとはいえ、久々に10kmを越える距離を走ると疲れが残り、午後は身体が非常に重たくて使い物になりませんでした。(普段から使えない人間ですが?!)

[amazonjs asin=”B07Q7PZP83″ locale=”JP”]

なお、上記の写真は、吉見観音に寄った時の写真です。観音様は見かけませんでしたが、なかなか立派なお寺で面倒な参拝ルールを守ると願い事が叶うというユニークな噂があったりする知る人ぞ知るパワースポットです。他にも吉見百穴といい、岩室観音といい、隠れた迷スポットが多かったのも、ゆっくりジョギングするには良いコースでした。

Pocket