入試まであと半年を切り、受験生も少しは忙しくなったでしょうか
しかし、受験勉強をする上で志望校を決めている人もいればまだまだ模索している人もいます。
もちろん私立高校の併願制度を使用するのであれば志望校を複数選択できるためこのタイミングで決める話でもありません
しかし、公立高校は1校しか受検できないため、志望校を最終的に1つに絞る必要があるのです。
こちらもまだ決めるまで5ヶ月ほどあるのでまだ少し余裕がある、と言う話にはなりますが、特に志望校の中に方向性や偏差値が大きく異なる複数の高校を志望した場合は注意しましょう
志望校群が大きく違うと二兎を追いかけるのは難しくなりますから、なるべく早く決めるべきなのですね。
今回はそんな中で、偏差値を中心に志望校を見てみることとしましょう
偏差値とは前まで話していた通り、入試においての指標となるものです。
そう見た時、相対的に自分より偏差値が高いところ、そして低いところまで様々あります
高いところに行く場合、低いところに行く場合、平均的なところに行く場合で高校生活は大きく異なっていきます。
ではもし、自分がいわゆるチャレンジ受検をして受かった場合、そして絶対合格のラインで受検をした場合、どうなるのか見ていきましょう
チャレンジ受検をした場合のメリット、デメリット
チャレンジ受検とは、自分の実力では比較的合格が難しい高校に受検することです。もちろん合格をする可能性と言うのは低い訳ですが、その他にもメリット、デメリットと言うのがあります
まずメリットですが、高校から先の進路選択の幅が広がることが大きく挙げられます。
もちろん学校の名前だけで優遇してくれるところがあったりしますし、何より難度が高い学習内容となっているため、難問にも対応できるようになります
また、学校の治安が比較的良いというのもポイントの1つに上げられますね。
一方でデメリットもあります
もちろんな話ではありますが、学習難度が高いことは成績に直結することになります。
相対的に見たら学力は低いですから、つまり成績不良、下手したら留年の可能性さえあるのです
その他にも授業の進度も速いですから授業内容によってはつまづく可能性も十分にあります。
また、自分よりも才能が優れている人が多いので、何かアイデンティティを持っていても平凡な人に埋もれる可能性だってあることを忘れないでください
偏差値を落として受検する際のメリット、デメリット
偏差値を落としてほぼ確実に受かる道に選択しても損得はハッキリ出てきます。
まず大きなメリットは比較的学習内容が易しいため成績上位に食い込みやすいことです
また、比較的勉強量が少なくてもまず留年することが無いため高校生活を楽しめるでしょう。
また、学級や学校の中心になって動くと言うことも多いことでしょうね
逆にデメリットとしては学習内容簡単でが物足りなくなる可能性があることが挙げられます。
その他にもアビリティを限界まで使うことが無いため、あまり成長しなくなると言うこともありますね
高校の名前が知られていなかったり、悪評が漂っていたりすると進路選択の幅が狭まるなど、本来なら行けるぐらいの力はあるのに行けないと言うもったいないことが起こりかねません。
また、偏差値が低い高校ほど治安が悪くなる傾向にあるので、そこにも気を付けなければいけませんね
…と、こんな感じで自分の偏差値より相対的に高い、低い高校に行くとメリットやデメリットが大きく出てきます。
ですから、やはりオススメなのは自分の身の丈にあった高校であると思いますが、事情で選べない場合もあります
そんな時は高校に入ってからの損得を十分に考えて選択していきましょう。
特に高校の時の進路選択が命取りとならないよう、まだあと5ヶ月間ありますので、しっかり考えていけるとよいですね