こんばんは!
摂食障害ブロガーの渡辺です。
少し日が空きましたが、
最後に入院生活を振り返ってみたいと思います。
入院したよかったことか・・・・
まず、そこそこ安全ではありました。
1.家や家族に仮病を疑われなくなった
これは大きいですね!
ある意味、もう『病気だからしょうがないじゃん』
って開き直れるようになりました。
その後の人生で、入院してたけど、ここまでよくやってこれたな~って思ったり、
2.入院したって、何したって、生きていける!
精神科には本当にいろんな人がいると思います。
自殺を失敗してしまった人
何かで心を病んでしまった人
私は突発的な自殺願望が少ない方ですが、
自分の持ち物を奪われ、
そのまま衝動行動に使われる事は
十分考えられます。
院内学級に行くタイミングで、
その文房具に目を付けられてる日もありました。
健康な人や、学校へ行けた人や、
就職して生活を送っている人
そこそこストレートな生活をしてる人には
想像できない世界かもしれません。
競争が当たり前で、
降りた事がない人は怖いみたいで、
たまに、仕事しない=ダメ人間の行く着く先という表現や、
その延長線上で、精神病院とかあげたり、
成功者の人が、
何かの拍子に人生転落して・・・・
という鉄板の人生ストーリーで鬱が出たり、
[ここまで落ちてしまった]
という例えに使われがちで、
親からも私自身そんな目で見られてましたが、
そこまで悪くないです。
安心して病気だったり、弱者で居られます。
あんな人間になるんじゃないわよ、みたいに
大人が子供に教えているのは、
あまり実情を知らないからかもしれませんね。
そこにいたのは同じ人間の命です。
怖いことも、恐れる事もないです。
では、一方デメリット
1.勉強ができなくなった
『学校行ってなかったから、仕方ないじゃん』
なんて、開き直れたらどんだけ楽だったんでしょう。
もともと、けっこう勉強ができて
褒められた事が誇りだったので、
勉強でない環境や、同級生から後れを取ることに
イライラしがちだったんですね。
結局、ずーとイライラしてましたが、
環境が整わないのは事実なので、
早めに勉強への執着を捨てられたらよかったと思います。
2.年相応を忘れてしまう。
もう一回入院するので、
まともに学校へ戻ったのは、
中学三年の夏過ぎてからです。
小学5年生からの入院なので、
学校行事や、思春期やら、人間関係で、
同級生は、子供から大人になるような時期で
男女の意識もみんなバリバリだったりで、
焦りました(;´∀`)
すごい色気ついてるな~って(笑
私は学校への思いが、
5年生くらいで止まってました。
浦島状態になりますので、
年相応に何があるのか・・・
くらいは知っておくといいかもしれません(笑)
3.友達がいない・思い出がない
思い出がないですね。
学校にしろ、留学にしろ、
そこにいなければ仕方ないですね。
私は小学6年と中学3年生の、
それぞれ終わりに卒業するためだけに
退院⇒転校をしたので、
その学校はほとんど知りません。
しかし、今の日本の学校制度は、
3月の終わりの卒業時に、
思い出総括のような事をするので、
どうしても意識せざるを得ないですね。
友人を作れないのが、
一番のデメリットかもしれませんね。