こんばんは!

摂食障害ブロガーの渡辺です。

少し日が空きましたが、

最後に入院生活を振り返ってみたいと思います。

 

 ⑦よかったこと・悪かったこと

 

入院したよかったことか・・・・

まず、そこそこ安全ではありました。

1.家や家族に仮病を疑われなくなった

これは大きいですね!

ある意味、もう『病気だからしょうがないじゃん』

って開き直れるようになりました。

 

その後の人生で、入院してたけど、ここまでよくやってこれたな~って思ったり、

 

2.入院したって、何したって、生きていける!

精神科には本当にいろんな人がいると思います。

自殺を失敗してしまった人

何かで心を病んでしまった人

 

私は突発的な自殺願望が少ない方ですが、

自分の持ち物を奪われ、

そのまま衝動行動に使われる事は

十分考えられます。

 

院内学級に行くタイミングで、

その文房具に目を付けられてる日もありました。

 

健康な人や、学校へ行けた人や、

就職して生活を送っている人

 

そこそこストレートな生活をしてる人には

想像できない世界かもしれません。

 

競争が当たり前で、

降りた事がない人は怖いみたいで、

 

たまに、仕事しない=ダメ人間の行く着く先という表現や、

その延長線上で、精神病院とかあげたり、

成功者の人が、

何かの拍子に人生転落して・・・・

という鉄板の人生ストーリーで鬱が出たり、

 

[ここまで落ちてしまった]

という例えに使われがちで、

親からも私自身そんな目で見られてましたが、

 

そこまで悪くないです。

安心して病気だったり、弱者で居られます。

 

あんな人間になるんじゃないわよ、みたいに

大人が子供に教えているのは、

あまり実情を知らないからかもしれませんね。

 

そこにいたのは同じ人間の命です。

怖いことも、恐れる事もないです。

 

 

 

では、一方デメリット 

1.勉強ができなくなった

『学校行ってなかったから、仕方ないじゃん』

なんて、開き直れたらどんだけ楽だったんでしょう。

 

もともと、けっこう勉強ができて

褒められた事が誇りだったので、

勉強でない環境や、同級生から後れを取ることに

イライラしがちだったんですね。

 

結局、ずーとイライラしてましたが、

環境が整わないのは事実なので、

早めに勉強への執着を捨てられたらよかったと思います。

 

2.年相応を忘れてしまう。

もう一回入院するので、

まともに学校へ戻ったのは、

中学三年の夏過ぎてからです。

 

小学5年生からの入院なので、

学校行事や、思春期やら、人間関係で、

同級生は、子供から大人になるような時期で

 

男女の意識もみんなバリバリだったりで、

焦りました(;´∀`) 

すごい色気ついてるな~って(笑 

 

私は学校への思いが、

5年生くらいで止まってました。

浦島状態になりますので、

年相応に何があるのか・・・

くらいは知っておくといいかもしれません(笑) 

 

3.友達がいない・思い出がない 

思い出がないですね。

学校にしろ、留学にしろ、

そこにいなければ仕方ないですね。

 

私は小学6年と中学3年生の、

それぞれ終わりに卒業するためだけに

退院⇒転校をしたので、

その学校はほとんど知りません。

 

しかし、今の日本の学校制度は、

3月の終わりの卒業時に、

思い出総括のような事をするので、

どうしても意識せざるを得ないですね。

 

友人を作れないのが、

一番のデメリットかもしれませんね。