考察 本 学力 | 今日は洗濯日和

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息子は今日も図書館で働くクルマシリーズを選びました。

どうもテグやんです。

以前書いた「自宅にある本の数と子どもの学力の関係」について、少し考察してみようかと思います。

本を読むことで学力が向上するというのは間違いないのない事実でしょう。(学力が何かというのは議論の分かれるところですが、一番狭く「テストで点を取る」でイメージしてもらえればと思います。)
知識を得るためには、人から聞くという方法もありますが、音声はその場ですぐに消えていくもので復習もできず、伝達に時間がかかるために効率が悪いですよね。その点、文字から得られる知識というのは、復習可能、図解などは瞬時に理解・把握可能、知識が増えるほど新しい知識を得られるなどのメリットがあります。文字が人間の発明したものの中でかなり重要なものであることに疑いの余地はないでしょう。

そんな偉大な発明である本を嫌いな子どもはいないはずです。子どもは本来未知のものを探し求める生き物ですからね。

それなのに世の中には本が嫌いな人が、大人も子どもも含めてたくさんいるわけです。なぜか。

一番多い原因は読むことを強要された経験じゃないかと思います。読めと言われて読む本ほど面白くないものはないですよね。笑
目的もなく、文字を追うにもエネルギーが必要で、理解するにはさらに脳ミソのパワーを要求される読書という作業を続けられるようには人間できていません。
強要されれば拒否し、禁止されればこっそりやっちゃうのも子どもという生き物ですし。

たくさんの魅力的な本の中から、その時の自分にぴったりと合う本に出合うという経験を積み重ねていくうちに、自然と自分で読むようになった人が本から知識を得られるようになっていくんだと思います。

そうすると、自宅(=すぐ近く)にたくさんの本がある方が出会いの確率は高くなります。そもそも本が無ければ出会うことすらできませんしね。


うちの息子の話をすると、今回は清掃車(ゴミ収集車)といくつかの働くクルマが載っている本を借りてきました。清掃車はかなり初期のころからのヒーローです。笑
頻繁に見かけますし、ギミック満載ですし、ごついですし、少年の心をくすぐる要素が満載で、単純接触効果(何回もCMを見ると親近感がわくようなもの)もバッチリ。

この本は写真が多用されているので、二歳児でもペラペラとページをめくりながら「せいそうしゃ!せいそうしゃ!」とはしゃいでいます。最近は文字にも少し興味が出てきたようで「せいそうしゃってかいてる?」とか聞いてきます。文字と音のつながりに気づきつつあるみたいですね。(読めるわけではない)

このつながりに気づくと、文字というものを習得すれば自分の知りたい情報が親の手を借りずに手に入れられるというところに行きつきます。そのうち文字を指さして「これは?」と聞くようになるでしょう。

文字を読めるようになれば、清掃車の構造などを解説している部分からも知識を得られるようになり、ますます清掃車のことが好きになるでしょう。笑
オタクとして極めていくなら、ベースとなっているトラックの型番とかを暗記するところまでいくかもしれません…笑

そして、いずれは清掃車から離れた別の本にも興味を持つようになり…というループが出来上がってくれたらいいなと思っています。

そして、こういう経験をいつするかっていうのも大事だと思います。10歳までの1年間って学びの密度やスピードがものすごいですからね。1年遅れるだけでかなりの差がついてしまうはずです。(余談ですが3月生まれの息子は、小学校入学時点で4月生まれの子と1年近い差がすでにある状態でスタートするんですよねードン( ゚д゚)マイ)

家に10冊しか本が無ければ、二歳にピッタリ・三歳にピッタリ…なんてことはなく、大人用のものでしょうから、本がないのと同じ。100冊あれば出会いの確率がグッと増えて「本を読める子」に育つ可能性が高まるというのが、前の記事に書いた調査の原因の一つではないかなと思います。


本を読むと数学の成績があがるというところにも少し思うところがあるので、次の機会にパラパラ書いてみようかなと思っています。

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