「余計な事を考えず一心不乱に生きたい」
と言いつつも安定の生活を捨てきれず
焦げ付いた己の感情を拭い切れず
息子のサッカーにぶつけていた様に思います
息子がまだ小学校の低学年頃
よく息子にとてもキツく当たっていました
スクールの帰りの車のでは毎回大きな声で説教
そんな日が続いたせいか
一時期、頻繁にまばたきをする様になってて
それに気づいた父はまた
「そのまばたきするのやめろや」
と言ったり
己の歪んだ感情を息子にぶつけていた
そんなダメな父親でした
今になってあの頃の自分の事を思うと
息子に申し訳なくて
時々夜中に目が覚めてその事ばかり浮かんで眠れなくなったり
サッカーしか教えて来なかった事とか
間違ってたのかなーって不安になったり
そんなこと考えても仕方ないんすけどね
夜明けにふと思い浮かぶことがあります
もっと大切な事があって
俺は教えてあげれていないんじゃないかと焦りが沸いたりする事があります
そんな風に感じる事がある父ですが
今日息子が言いました
「お父さんはずっと俺のお世話をしてくれとるよね。サッカーも教えてくれたし、赤ちゃんの時からいつもお父さんが抱っこしてくれとった。俺覚えとるよ。」
親に似ず優しい息子で嬉しいです
つづく