23インチのワークブーツXL250Sと錆びオヤジとブロンコも

昭和のバイク、昭和の車が大好きな
オヤジがいじり壊したり
治ったつもりのやっつけ仕事を
綴った独り言です。

XL500Sエンジン修理 4

2020-05-11 21:03:08 | XL500S

こんなご時世でも

今年も相変わらず沢山のさくらんぼがなってくれる、

世界的に暗い世の中に、わずかな灯りが点いたような気分にさせてくれる。

 

きのうは母の日でしたね、

私の母、実の母と義理の母は二人とも他界しており

私にとっての母と言えば、奥さんだ、

 

そんな奥さんには紫陽花の鉢植えを買ってあげたよ、

奥さんに言われるまで知らなかったが、花言葉は「移り気」や「浮気」なんだそうだ 

あげてからそんなこと言われても・・・

知らずに買って来たんだから・・・

まぁきれいだからいいか、と出窓においてくれた、 

ほっ。

 

さて、連休第二弾最後の夏日となった本日、

気を取り直してヘッドに取り掛かりました。

 

まずは、汚れを落としたいんだが肝心のサンドブラストのガンが見つからない

まさか奥さんが隠したとかはないと思うが・・・

 

仕方なく灯油で洗浄、

靴洗いブラシでゴシゴシ、

 

中央に「り68」の文字が、

聞いたとこによると、カムシャフトが収まる半丸部は

製造時ヘッドとタペットカバーを組付けた状態でボーリング加工するんだとか、

よって相性があるらしい、

互いに識別がどこかに書いてあるらしい、「り68」はたぶんそれなんだろう。

タペットカバーは確認してないが、

 

そこそこきれいになったとこで

バルブ摺合せを

 

荒目細目の順で摺合せ、右側が摺合せ後。

 

シート面、上二つが摺合せ後、

 

そしてステムシールを

 

取り付け、

バルブとあの忌々しいコッターの取り付けだ、

先日購入した360円のバルブスプリングコンプレッサーでスプリングを縮めておき、

 

ここからが秘技だ、

まずは、ラジオドライバーの先端に少量のグリスを付け、

コッターの内側にも少量のグリスを盛る、

 

こう言うことですね、

これなら逆さまにしても落ちません、

これで、バルブのコッターが嚙み合うとこに持っていき軽く押し当てると

 

あ~ら簡単!! グリスが接着剤の代わりをしてくれコッターが落ちない 

この状態でスプリングコンプレッサーを緩めれば定位置で収まってくれる、

これ、オススメ 

 

その後コッターの座りを確認、

バルブの先端を真鍮ハンマーもしくはプラハンで軽く叩いてあげる、

鉄チンハンマーでバルブの頭を直接ってのはどうかと思う、

 

次にヘッドとシリンダーのドッキング、

両面の脱脂をし新品のヘッドガスケットをシリンダー乗せ

 

ドライバーはカムチェーンがケース内に落ちないように挟んである、

 

ヘッドボルト(Sはナットだ)を均等に締めていく、

 

ん~、締め付けトルクはどれくらいだろうか、

トルクレンチは信頼のおける、

これ、腕だ!!

トルクレンチ? そんなの要らない、

あれって自分への言い訳だろ、締めたはずとか、これなら緩まないはずとか、

私のマニュアル書には「それなりに」と書いてある、

ヘッド下側の2ケの隠しナットと上部の4つのナット 計6個のナットは

「それなり」に締め付けておいた。

 

あっ、ここやってなかった・・・

 

今日はここまで、

つづく。

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
(・_・D フムフム (マニア次長)
2020-05-13 09:55:01
灯油は昔っから「洗い油」でしたね。
ワシもトルクレンチは持っていないし、使わない。
で、ワシの作業書には「カレーパン」も「それなり」も書いてない。
書くとしたら「適当に」かなあ。(^^♪
昨日はドカ900ssの友人がCBX125で来て、私のスーパーなカブと峠道へ行ってきました。
流石にドカ乗り、250のRで追いつけない・・・。
で、CBX125のエンジンって単気筒なのにツインキャブでXL250Rのエンジンよりデカイ・・・。
見栄もプライドも捨てれば、あれでいいんだなあ・・・。
ワシもダウンサイジングして、TLR200に落ち着くかなあ。
次長殿へ (錆びオヤジ)
2020-05-14 06:08:40
ですよねー、この腕がトルクレンチですよね、
よく、車のホイールナットを締めるのに使うと聞くが、
だったら他のボルト、ナットすべてでトルクレンチで使えって言いたくなる、

次長さんの修理書にも「カレーパンを」
追記しておいた方がいいですよ、
仕事がはかどりますよ

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