「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

南三陸さんぽ2018夏 ~名勝・神割崎

2018-08-18 | 雑記
バーロー、オメーのブログは「英国留学ブログ」じゃなくて、もはや「宮城放浪ブログ」になっているじゃねえか、バーロー。
と言われそうですが、もうすこし宮城県滞在は続くのじゃ。まあ、そのうち英国での研究も再開しますし、たまには日本でのんびりしたいし、東北大学で研究もしたいんじゃ~ということで、どうか許して下さい。

ということで、今日も今日とて宮城県太平洋側を旅しています。東日本大震災の時、津波の被害が深刻だった同地域を見ていると、今日までにだいぶ復興が進んだ様子がよく判ります。災害がきっかけとなって良くも悪くも劇的に変わり始めた人々の営みを見ると、やはり色々と思うところがありますね。

三陸復興国立公園である「神割崎(かみわりざき)」を訪ねました。
上の写真はちょうど岬が割れている場所です。遠い昔、南三陸町(旧・志津川町)と石巻市の境界がまだ決まっていなかった頃、ちょうどその浜に鯨が上がって二つの村人たちの間で獲り合いになってしまったことが三日三晩続いたそうです。その争う様子を見て神様が怒り、「仲良く鯨を分けるように」ということで鯨もろとも岬を二つに割ってしまい、その割れ目を二つの村の境界とすることにしたのでした。この場所が神割崎として現在に伝わっています。
おいおい、神様、ワイルドすぎだろ。

公園は、キャンプ場がメインとなっていて、仙台など近隣地域からサマーキャンプでいらっしゃっている観光客の方々の姿がありました。中にはレストランもあり、地元名物の蛸を使ったタコ味噌担々麺が有名だそうで、食後のオクトパチュ~ジュースも人気だそうです。美味しかったです。

   

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