【埼事記 2020/9/24】ラグビーW杯熊谷開催1年 レガシーはこれからも

■バブル経済の最中で「ダ埼玉」という言葉がはびこっていた1988年、その地域では'88さいたま博覧会という一大イベントが行われた。地方博という位置付けだったが、埼玉をはじめとした地域や事業者の魅力をPRし、多くの人々がその虜となった。

■約30年が経過した昨年2019年、その地域は国内はもとより世界各国の注目を浴びるに至った。昨年の今日からロシアvsサモア戦を皮切りに熊谷市・熊谷ラグビー場で開催された、ラグビーワールドカップ2019日本大会である。

県内でこのような国際的スポーツイベントが行われたのは2002年のサッカーワールドカップ日韓大会以来だが、その時と同様世界各国から多くの人々が世紀の一戦を観に同地へ詰め掛けた。

チケットも軒並み売り切れた中で、小生もどうにかして同地初戦のチケットを確保。同大会にあわせお色直しをした同ラグビー場で味わった感激は、今尚脳裏に焼き付いている。

優勝国の南アフリカやニュージーランドなど各国の活躍をはじめ、ホスト国たる日本も初のベスト8に進出。「#OneTeam」が列島をそして世界を席巻したのは皆の記憶にも新しいことだろう。

■同大会で、公式・非公式関わらず多くの市民の取り組みが大会を盛り上げ多くの人々の心を動かしたことは紛れも無い事実である。

大会ボランティアによるハイタッチや出場国グルメを提供した飲食店、地域の観光発信に努めた地域住民や拍手や声援で会場を盛り上げた地域の中学生。五輪も迫る中で多くの人々が熱く盛り上げてくれていた。

■熱狂そのままにオリンピックイヤーに突入したが、まさかのウイルスの感染拡大で大会は来年へ順延。イベント中止や店舗の営業自粛も相次ぎ、世間はすこぶる元気がない。

この新型コロナ禍下では、人とのコミュニケーションも取りづらくなっている。

それでも、自分たちが動き働きかけることで周りもそれに共鳴し共に楽しんでいけるということが、同大会から我々が学んだ教訓だ。

あまり羽目は外せないのかもしれないが、閉塞感が漂う状況だからこそ少しのことでも実践していくあるいはその輪に入ってみるだけでもまた面白くなることだろう。

味気ないLINEの会話でスタンプ、近所への元気な挨拶、それだけでも周りの顔は朗らかになる。

■日々感染拡大は続くが、埼玉県誕生150周年となる来年には満を持して延期となった五輪も開催される予定だ。

それへ向けて、そしてこれからもこのレガシーを大切に周囲を皆を熱く盛り上げていこう。

地域や年齢や人種が異なっても、我々は「#OneTeam」。改めてこのレガシーの大切さを意識し、スクラムを組んでこの閉塞を打ち破っていこうではないか。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事