寒い時期でも容赦なく訪れる災害に備えて、停電対策をしておく必要があります。
特に近年は大規模な地震が多発しています。

真冬に地震が起こり、停電してしまったら、
寒さからどうやって身を守っていくべきでしょうか。

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とにかく情報を収集する

最初の災害を持ちこたえた場合でも、二次災害三次災害と、災害時に危険は尽きません。
そこで、ひとまずの安全を確保したら、まずは情報収集をする必要があります。

情報収集の必要性とその方法はこちらを参考にしてください。


着用して暖を確保するために用意しておくべきもの

停電で電気が使えないと、暖房器具のほとんどが機能しなくなります。
そのため、直接衣類等を着用して体を温める必要があります。

効率的な体感温度の上げ方

体感温度は主に首(頸部)や手首、足首周辺の温度に大きく影響を受けます。
そのため、体感温度を上げるには、首、手首、足首を重点的に温める必要があります。

頸部、手首、足首を効率的に温めるグッズ

ウォーマー

ネックウォーマーやハンドウォーマー、足首ウォーマーなどは
ピンポイントで効率的に狙った場所を温めることができます。

代用としてタオルなどを首に巻く方法もありますので、
ネックウォーマーを普段使わない人は厚めのタオルを用意しておきましょう。

アームカバー

夏などの日焼け対策で使われることが多いアームカバーですが、
二の腕から手のひらまでを布で覆うことで保温、温め効果も見込めます。

シーズンが終わってもしまい込まずに、
有事のときに取り出せる場所に収納しておきたいですね。

リストバンド

ハンドウォーマーと一緒に使うと効率的なのがリストバンドです。
スポーツで使うものも良いですが、保温機能に優れたものも発売されていますので、
日頃の寒さ対策にも一つ用意しておくと便利です。

機能性肌着

いわゆるヒートテックですね。
ヒートテックそのものの効果というよりも肌にぴったりとフィットする性質に保温効果があります。

もちろんヒートテック等の肌着一枚では暖かさは足りませんので、
何枚か重ね着する必要があります。

その際は衣類の間の隙間を徐々に広げていくように、
重ねるたびにだんだんゆったりしている服にしていくとより効果的です。

靴下、手袋

靴下や手袋は外出用の防寒着ですが、停電の際は室内でも重宝します。
地震などで室内がぐちゃぐちゃになってしまったときには、
手袋や靴下、スリッパなどを着用することでけが防止の効果もあります。

着る毛布

とても優れモノの着る毛布は、節電対策にも利用できるほど保温効果の高いグッズです。
お値段も数千円程度とリーズナブルなので、ぜひ一枚は持っておきたいですね。

湿度を上げて体感温度を上げる方法

梅雨の長雨にじっとりとした蒸し暑さを感じるように、
湿度も体感温度に大きな影響を与えます。

寒い時期は乾燥しがちなため、より寒さを感じやすいので、
室内の湿度を上げることにより体感温度をあげることができます。

方法

濡らしたバスタオルを部屋の中にかけると加湿器と同じ効果が期待できます。


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停電でも使える便利グッズ

窓からやってくる冷気を遮断!

窓に結露シートを貼ることで、一気に寒さが軽減します。
普段から寒さ対策として施しておけば、急に停電になった場合でも慌てません。

直接的に温まるカイロは必需品

使い捨てカイロ

非常時用に用意しておくと便利な使い捨てカイロです。
使用期限は数年ありますが、使いきれずに期限が切れた場合でも使用は可能です。

ハンディ―ウォーマー

ハクキンカイロ、ジッポカイロなどのハンディウォーマーと呼ばれるカイロがあります。
登山などで用いられるカイロで、使い捨てではないため値段は高いですが、
電源がない状況でも12時間から24時間程度温かさを持続してくれます。


電子カイロ

長時間の保温や高温は期待できませんが、
野外でも使えて6時間程度はじんわり温まることができる電子カイロもあります。
オイルを使わないのでより安全に利用できます。

低温やけど対策(最高温度が40度前後)されているものもあるので、
小さなお子さんにもお使いいただけます。

湯たんぽ

お湯を用意する必要があるので停電時は使い勝手は悪いですが
お湯が確保できれば安全に暖を得られる便利なグッズです。

電子湯たんぽ

お湯を使わない湯たんぽもあります。
普段から充電する習慣をつけておけば安全でお湯もいらない電子カイロ

カセットコンロ

停電時に温かい食事ができるのは、本当に幸せなことです。
オール電化でも一家に一台はカセットコンロを置いておきたいですね。
替えのガスボンベの確認もお忘れなく。

ガスランタン

キャンプ用のガスランタンがあれば、最低限の明かりと暖が取れます。
スマートフォンを充電できるタイプのものが増えていますので、
モバイルバッテリーとして持っておくのもいいですね。

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