エフ・クラージュ 川崎由美子です。

日本人の7割近くの人は「自分に自信がない」と感じていると言いいます。

自信がないからチャレンジする勇気が出ない、もっと自信があれば人生うまくいくのに、と考える人って結構多いと思います。

そして何かチャレンジをする時、自分に自信をつけてからにしよう、と行動を先延ばしにする傾向があります。

何か成果を上げたり実績を積んで自信をつけてから・・・と。

思い返せば私もそんなふうでした。



私の好きな本で「反応しない練習」という本があります。

この本で気づかせてもらったのですが、自信の正体って実は、単なる主観的な思い込みや妄想だということです。

この本にはこうありました。

「自信」というのは、「自分はこれができる」「成果を出すことができる」という判断であるが、でも今その時点でできるかどうか、成果が出せるかどうかはわからないものでである。要するに、あらかじめ判断しようのないこと。

また仮に、一度成功したとしても、状況というのは常に変化していくので、次もうまくできるという保証はない。

過去の成功をもとに「自信がついた」と言っても、その「自信」は次の状況に通用しないものなのである。




人は、自信というのは、成果によって得られるものだと思いがちです。

例えば、アスリートがオリンピックで金メダルを取ったとします。

 

そうすると、傍から見ると、その人にとってすごく自信がついたんじゃないかと思えます。

 

でも、スポーツの結果というのは、実力だけではなく運やいろんな状況が重なってのものです。

 

そして次のオリンピック、4年後になるとライバルも変わるし、自分も変わって行く。状況も変わって行くでしょう。

 

なので、その時ついた「自信」は、次のオリンピックに通用しない可能性は大いにあり得るということ。

 

こういうことはスポーツの世界に限らず、ビジネスやいろんな世界でも言えることです。

 

いちど結果を出してついた「自信」は、とても儚いものであり、その後の状況には通用しない。

 

でも私たちは、何か結果を出せば、実績を上げればすごく自信になる、と思いがちです。

 

でも、そんな儚く不安定なものは「自信」ではないと私は思うのです。

 

私が思う本当の自信というのは、

 

自分には可能性がある

たとえ失敗したとしても自分は乗り越えられる

 

と思えるということだと思うのです。

 

 

何か成果を得てつけるものではなく、むしろ、成果に依存せず、ただ、自分には可能性がある、と、自分の存在そのものに信頼を置けているということが、本当の自信だと私は思います。

 

それはつまり、別に成果を出せなかったとしても、またたとえ失敗しても、うまくいかなくても、それを乗り越えられる、と信じられること。

そして、自分には可能性がある、と常に信じていられるかどうか?なのです。


 

エフ・クラージュ

川崎 由美子

 

 

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