【まとめ】マネックス/楽天/SBI証券が米国株最低手数料を無料化

ごきげんいかがですか。

むねやんです。

 

今回は米国株取引時の最低手数料が撤廃されたお話です。

米国株投資家にとっては朗報ですね!

今までの米国株の最低取引手数料は?

米国株を購入する場合、為替の他に「取引手数料」がかかります。

この取引手数料が最も安いのがネット証券であり、約定金額の0.45%の取引手数料が発生します。

 

ただし、このとき各社ともに最低取引手数料が5ドルと設定されてきました。

これにより、

5ドル÷0.0045=1111.111・・・・米ドル

つまり、1回の取引額が1112ドル以下だと約定金額が一律5ドルとなり、取引手数料のパーセンテージが0.45%以上になってしまうため、取引手数料負けしないためには一回あたり最低1112ドル以上の入金が必要でした。

 

1112米ドル日本円にして約12~13万円であり、初心者にはちょっと負担が大きかったと思います。

マネックス証券が手数料0.1ドルに大幅引き下げ

2019年7月、マネックス証券が7月8日から、米国株の最低取引手数料を従来の5米ドルから0.1米ドルに引き下げると発表しました!。

5ドルから0.1ドルとなると減額率は-98%にもなります。


 

米国株取引に関していつも業界内で先駆けた革新的サービスを提供するマネックス証券。

今回も膠着化する業界の最低手数料に一石を投じてくれました。

むねやんむねやん

マネックスさん、グッジョブです。

楽天証券が最低手数料を0.01ドルへ!

この動きに即座に呼応したのが楽天証券でした。

マネックス証券が手数料0.1ドルを発表した翌日には、即座に最低取引手数料0.01米ドルを発表しました。


業界最低手数料を唄った革命児マネックス証券の天下は3日と持ちませんでした。

とはいえ、マネックス証券もこの動きにすぐさま追随し、手数料0.1ドル→0.01ドルを発表しました。

 

SBI証券が最低手数料を無料化(撤廃)!

ここまで沈黙を保っていたSBI証券ですが、少し間を開けて遂に山が動きます。

最低手数料の無料化(撤廃)を宣言し、最低手数料業界最安の栄冠を先んじて手に入れました。

「米国株 手数料  無料 SBI」の画像検索結果


0.01ドル→0ドルは金銭的な影響力は大したことはないですが、やはり「無料」となるとインパクトが違います。

 

この後、マネックス証券や楽天証券も手数料無料化を宣言し、ネット証券三雄の最低手数料無料化が決定しました。

消費者にとってはありがたいことですね。

米国株取引手数料

マネックス証券

SBI証券 楽天証券
取引手数料 0.45% 0.45% 0.45%
最低手数料 無料  無料  無料
最大手数料 20米$ 20米$ 20米$


出典:Impress Watch

最低手数料無料化によるメリットは?

1株から取引しやすくなった

今まで一回あたり1112米ドル以上で取引しなければ手数料負けしてましたが、最低手数料が無料化したことにより、50ドルでも100ドルでも好きな銘柄を好きな分だけ気兼ねなく買えるようになりました。

分散投資がしやすくなった

米国株は日本株と違い1株ごとに購入が可能ですが、最低手数料5ドルの壁により1回に12万円強の出費が必要であったため、分散させたポートフォリオを作成するのも資金力が必要でした。

仮に10銘柄に分散投資させたいならば、12万円×10銘柄=120万円ほどが必要になります。

しかし今回の手数料無料化により、今後は1株ずつでも気兼ねなく購入できるようになりましたので、1株平均1万円程度だとすれば約10万円あれば分散の効いたポートフォリオを作成することができます。

少ない資金で分散されたポートフォリオを早期に作ることができるのは、投資を始めてすぐの初心者にはありがたいですね。

個別株が取引きしやすくなった

ネット証券三雄は、一般NISAを利用すれば米国株ETFの購入手数料が(実質)無料です。

しかし、個別株はそれぞれ手数料がかかってましたので、それがネックで米国株個別株に手を出さない投資家もおられるのではないでしょうか?(マネックス証券さんは個別株も手数料全額キャッシュバックしてくれます。)

しかし今回の改正により、米国株個別株の手数料は最低0.45%かかるものの、以前よりはぐっと購入しやすくなりました。

多少の手数料に目をつむるのならば、一般NISAを利用して自分の好きな個別株を買うのもアリだと思いますよ。

むねやんむねやん

気になる銘柄をちょっとだけ買いたいという株コレクターにも朗報ですね。

配当再投資がしやすくなった

私が実践している配当再投資戦略ですが、欠点としては再投資に手数料がかかること。

しかも一回の取引あたり最低1112ドル以上ほしいので、配当がある程度貯まるまで塩漬けにしておく必要がありました。

 

しかし今回の最低手数料撤廃により、以前よりも一回あたりの購入額のハードルが下がったので、再投資が随分としやすくなりました。

配当再投資戦略をとっている投資家にとっては何よりの朗報です。

今後の展望・希望

取引手数料0.45%の引き下げ

今後の個人的展望・希望としては、手数料0.45%の引き下げです。

今回の最低手数料撤廃は無論、評価すべきサービス改正ですが、まだ手数料0.45%がかかってしまうのは以前のままです。

この手数料0.45%の壁も停滞してから結構時間がたってますので、この辺もネット証券3社による競争をしていただき、更なるサービス健全化を推し進め頂きたいと思います。

 

投資信託の低コスト化はそろそろ頭打ちの様相を呈し始めましたので、次に競争が激化していくのはこの辺りになるのかなぁと予想してるのですが如何でしょうか?

為替手数料1ドル25銭の引き下げ

あとは為替手数料ですね。

1ドルあたり片道25銭の為替手数料がネット証券3社で事実上一律化しています。

SBI証券に関しては、住信SBIネット銀行経由により1ドルあたり片道4銭(2019/7現在)となり、他の2社よりややリードしていますが、

証券会社単独では3社とも1ドル25銭であり、これも長い間値動きがありません。

むねやんはジュニアNISAを利用して米国株を購入していますが、住信SBIネット銀行は未成年口座の開設ができないので、未だに1ドル25銭の手数料を払い続けていますので、この辺りも早く改善していただきたいと願っています。

サクソバンクの対応に注目

個人的にダークホースとして注目しているのがサクソバンク証券です。

米国株の最低取引額は未だ5ドルのままですが、条件さえ合えばサクソバンク証券は取引手数料0.2%、取引上限15ドルですので、1112ドル以上の取引ならばサクソバンク証券が業界最安です。

詳しくはザリガニさんのブログをご覧ください。


ザリガニの米国株と資産運用の日記

 

ただし、サクソバンク証券は一般口座のみであり、特定口座に対応していません。

この夏には対応可能だとアナウンスされていますが、特定口座対応が確定するまで、私は口座開設を見送っています。

しかしサクソバンク証券は業界で唯一、DRIPによる配当再投資サービスを展開しています。

端株対応はされてませんが、DRIPを利用すれば購入手数料は無料ですので、特定口座対応ができるなら口座開設に一考の価値ありだと踏んでます。

結論

以上、最近話題の米国株最低手数料の話題をまとめてみました。

皆さまのお役に立てれば幸いです。

むねやんむねやん

まずは手数料引き下げをお願いします!お願いします!お願いします!

はるやんはるやん

必死過ぎww

Ate breve! Obrigado!



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ドル転ならば住信SBIネット銀行が為替手数料業界最安です。

定期的に為替手数料無料キャンペーンも行っていますので、安定感は抜群ですね!



ここ最近、楽天証券の勢いが著しいですが、こと米国個別株や米国ETFに関して言えば、まだまだSBI証券の優位性は十分にありますよ。

私は米国株ETF定期買付サービスを利用してますが、一般NISAやジュニアNISAを利用すれば購入手数料無料&自動ですので、お得で楽チンですよ。