母の過去 321 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

321
 
母がスイス旅行に行っても僕達の生活に変化はありません。
起きるのは12時で妹が焼き飯とかを作ってくれます。
うどんの日の事です!
僕にうどんはどうして食べると聞くから
暑いから冷やしうどんと言うと
妹はダシは暑いの冷たいのと意味の解らない事を
言うのです。
夏の暑い日に冷やしうどんと言ったのに
熱いダシでだべるのなら それは普通のキツネうどんや
狸うどんになると思うのですが、
どうも妹も僕と同じで少し抜けているようです。
妹だけではなく母もです。
勉強は出来ない妹ですが、
家事は愚痴も言わないで本当によくします。
まだ小学6年だったと思うのですが、
もう家事をさせると普通の主婦以上だったかも知れません。
なんと言っても焼き飯とカレーは最高で
母が家にいても焼き飯とカレーは妹が作ってくれるのです。
母の焼き飯は食欲をなくしますが、
妹の焼き飯はテレビを見ないでガツガツ食べていました。
豚肉のアブラをとりそれをフライパンに入れて
先に焼き始めるのがコツだったのかも知れません。
でも妹はどうしてそんな事を知っていたのでしょう?
これを書いていて不思議に思いました。
家以外では料理はしてなかったのです。
テレビの番組でも見て覚えたのかも知れません。
焼き飯を数回食べると母がニコニコした顔をして
スイスから帰って来ました。
手には持ち切れないほどの浪費の証拠を抱えて
いるのは、
ブログを読んで下さっている方達は書かなくても
お解りだと思います。

 

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