母の過去 509 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

 
509
 
 
支店長の答えはなんとなくです。
あっ!これも間違えました。
支店長は母の顔をジーと見て最近M銀行の者たちが
母の保険に加入しているから
M銀行と強いつながりのある人が
保険の営業をしていると思い
自分も入ろうと思っただけで、
それ以外は何もないと言われるのです。
母も支店長も自分達で話を凄く複雑にして、
そして何も解らづ意味もないのに大きくして
頭の中がパンパンになり自分で自分を苦しめていたのです。
二人が気になる事が入っている
ツボのふたをポンと開けると
そこから出て来たのは世間で言う
当たり前の話が2つ飛び出しもしないで
こんな結果で自分たちが
ツボから出ても良いのかと相談していたのです。
この話で迷惑なのはツボの中の話が2つです。
凄い話なら飛び出す事も出来ますが、
本当に凄くもなく!
面白くもない話ですから、
ツボから出るのに相当の勇気が必要だったでしょう。
支店長と母は顔を見て真ん中で
邪魔をする話を手で払いのけて
バカらしくなり少し笑うのです。
二人をホットしてクスクス笑っていられますが、
手で払いのけられた2つの話は
支店長室の隅で恥ずかしてく小さなっているのです。
でも小さくなる理由は話のせいではなく
二人の思い込みなのです。
直ぐに会っていればお互いに色々と考えないで
済んだのですが、
タイミングがタイミングだけに母は居酒屋の女主人の冗談が
広がりとんでもない噂に変身して
M銀行内を飛び回っていると考えていたのでです。
支店長は数か月の間に次々と支店を攻略する
セールスレディーだから
M銀行と何かとんでもなく強いつながりを持った
人がいると勝手に思い込んだだけなのでした。
 

 

 

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