母の過去 543 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

543
 
偶然にも人が集まっている所を発見して早足で近づき
期待をもち興奮しながら聞いてみると 
なんと それは選挙の集まりだったのです。
母はショックで肩とテンションを落としてので
車を運転しながら歌を歌いテンションを元に
戻そうとしたのですが、
一度落ちたテンションはなかなか戻りませんと
普通は思うのですが、
母は終わった事は仕方がないと考えるタイプで
歌い初めて1曲目を歌い終わらない間に
テンションが戻っているのです。
2曲目を車のカセットテープと同じように歌い始めると
先ほどまでのテンションより
高くなっている事に自分でも気が付かないのです。
5曲目を歌う前にお客様の所に
到着すると 事務所に顔をだし
事務の人達に挨拶を済ませる前にお客様が来られたのです。
何度も来た事務所ですから皆さんが顔なじみの
方達ばかりです。
もちろんですが  お茶菓子を渡すとソファーを進められ
ノートの事を説明してから
プレッシャーをかける意味も込めて
プレゼントを渡して
先ほどの集まりの事を話し始めたのです。
長いお付き合いのお客様は母の事をよくご存じなのか
お腹を抱えて笑われ
仕事をしている事務の方をチラリと見ると
その方の背中と肩が上下に揺れているのです。
母は笑っていないで 良いアイデアを考えてと
お客様にせっつくのですが、
お客様は簡単に思いつくのなら母が思いついていると
言われ それもそうだと単純な母は思うのです。
何か思いついたら営業所に電話をすると
言ってもらい母は次のお客様の所に行くのです。
 

 

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