母の過去 584 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

584
 
オカマバーに大満足の母ですが、
これが安定した成績の為の
仕事だと言う事を完全に忘れているようなのです。
満足したのは母だけではありません!
母と一緒行った他の人達も
面白くて皆さんが満足されているのです。
その証拠に今度は何時行く?と
営業所や家に電話がかかってくる始末です。
母も2組目もある事もその時は忘れて
皆に聞いてから連絡をすると答えるのです。
そして電話を切ってから
2組目の事を思いだして
2組目の人達が行く時に1組目で行った人で
都合がつく人を誘ってみようと思い
これが良いと独りごとを言い
1人で頷き納得するのです。
女同士の集まりでオカマバーは大正解で
2組目も皆さんが面白いまた行こうと
言われるのです。
母は仕事だと言う事を前回同様120パーセント忘れて
皆の先頭で楽しんでいたのです。
そして最後の組でオカマバーに行き
一息では思いだせず
三息か四息ついて やっとオカマバーは仕事だと
思いだしたのです。
でも母が営業の仕事をしなくても
誰かと誰かを結び付ける作戦の良い所は
作戦が独り歩きをして母に幸運を運んでくれる所です。
好景気の時代も大きく関係していたとは
思います。
高級ブティックの店主と一緒に行かれた人は
服を買い 買って貰った高級ブティックの店主に
保険のお客様を紹介していただき
母の営業と言う木は小さな実を大きくし始めているのです。
女同士の集まりは大成功ですが、
肝心なのは男の人の集まりです。
母が男の人をオカマバーに招待することは
出来ません!
人数も違います!
お飲みになる方ばかりですから
支払う金額も桁が違ってきます。
女同士の集まりで成功しても
母の本線は男の人の集まりですから
どうすれば男の人達にお喜びいただけるのか
考えるのが大変なのです。
考えるのが大変だけなら良いのですが、
考えても解らない難しい記号ばかりの数学の
問題と格闘しているようなものなのです。

 

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